外務副大臣・外務大臣政務官
JICAボランティア事業参加者への外務大臣感謝状授与式及び懇談会
平成27年3月24日
- 3月23日(月曜日),JICAボランティア事業参加者に対する外務大臣感謝状授与式及び懇談会がJICA市ヶ谷ビルにおいて執り行われ,城内実外務副大臣より帰国ボランティア一人一人全員に直接感謝状が授与されました。
- 授与式及び懇談会には,今回の感謝状授与対象者である青年海外協力隊員,シニア海外ボランティア計69名をはじめ,「日本の国際協力~特に青年海外協力隊の活動~を支援する国会議員の会」(JICA議連)の大畠章宏衆議院議員,荒井広幸参議院議員,谷合正明参議院議員,三原朝彦衆議院議員,馳浩衆議院議員,松本剛明衆議院議員,左藤章衆議院議員のほか,伊藤信太郎衆議院議員,小田原潔衆議院議員,江島潔参議院議員,吉田忠智参議院議員,山田太郎参議院議員,外務省からは城内実外務副大臣及び宇都隆史外務大臣政務官など,合計約100名が参加しました。
- 授与式冒頭では,城内副大臣が,ケニアの運輸インフラ長官と青年海外協力隊OBの再会のエピソードや読売国際協力賞の特別賞受賞を例に挙げ,JICAボランティア事業は「顔の見える援助」として国内外で大変高い評価を得ていると述べました。また,今回の授与式に出席した隊員の多くが現職教員特別参加制度を利用していることに触れ,JICAボランティアの経験を児童・生徒達に伝え,現地で身につけた広い世界観などを職務に活かして欲しいと激励しました。これに対し,帰国ボランティア代表からは,現地に密着した活動を通して現地の人々とともに学びあえたことや,ともに出発した仲間や周りの人々の支援に対する感謝が述べられ,現地での経験を活かして日本と世界の絆を深めたいとの決意の表明がありました。
- 続いて行われた懇談会においては,帰国ボランティア代表としてトンガに派遣された看護師の隊員及びエルサルバドルに派遣された小学校教諭の隊員から活動報告が行われ,文化・習慣の異なる現地での活動において苦労した点やJICAボランティアの経験を通じて学んだことなどが述べられました。また,帰国ボランティアの今後の進路等についての報告・意見交換がなされ,ボランティア事業による国際貢献についての認識が深まるとともに,途上国経験を活かしたボランティアOB・OGの今後の社会での活躍が期待される内容となりました。