外務副大臣・外務大臣政務官
帰国JICAボランティアへの外務大臣感謝状授与式及び懇談会
平成28年4月11日



- 3月25日(金曜日),帰国JICAボランティアに対する外務大臣感謝状授与式及び懇談会がJICA市ヶ谷ビルにおいて執り行われ,濵地外務大臣政務官から帰国ボランティア一人一人全員に直接感謝状が授与されました。
- 授与式及び懇談会には,今回の感謝状授与対象者である青年海外協力隊員,シニア海外ボランティア計57名のほか,「日本の国際協力 特に青年海外協力隊の活動 を支援する国会議員の会」(JICA議連)幹事長の三原朝彦衆議院議員,文部科学大臣の馳浩衆議院議員,JICA議連事務局長の小渕優子衆議院議員,衆議院外務委員会委員の大島敦衆議院議員,財務副大臣の坂井学衆議院議員,厚生労働大臣政務官の三ツ林裕巳衆議院議員,財務大臣政務官の大岡敏孝衆議院議員など,全体で約90名が参加しました。
- 授与式冒頭,濵地政務官から,現地で活動するにあたり,様々な苦労があるにも関わらず,JICAボランティアが現地の人々と労働と生活を一緒にしながら一生懸命活動し,そうした活動が日本と各国との友好関係の源であると述べました。また,国内外問わず,JICAボランティア事業で得た知見や能力を積極的に社会に還元してほしいと今後の期待を述べました。これに対し,帰国JICAボランティア代表からは,日本政府やJICA,家族,友人,そして派遣国の人々に対する感謝が述べられ,2年間の活動を通じて得たものを日本や国際社会に還元していきたいとの決意が述べられました。
- 続いて行われた懇談会においては,小渕優子衆議院議員によるご挨拶,現職参加したボランティアの所属先関係者によるご挨拶,大島敦衆議院議員による乾杯のご発声が行われました。懇談会の中で,帰国JICAボランティア代表としてベトナムに派遣されたコミュニティ開発のボランティア及びグアテマラに派遣された栄養士のボランティアから活動報告が行われ,日本と派遣国における環境や習慣等の違いによる苦労や失敗,それを支えてくれた家族や友人,現地の人々への感謝,自身の活動の様子などが述べられました。また,帰国ボランティアの進路やボランティア活動の社会還元等についての報告・意見交換がなされ,JICAボランティア事業についての認識が深まるとともに,途上国経験を活かした帰国JICAボランティアの今後の社会での活躍が期待される内容となりました。