ODAと地球規模の課題
帰国JICAボランティアへの外務大臣感謝状授与式及び懇談会
平成31年1月16日


(写真提供:JICA)
- 1月11日(金曜日),帰国JICAボランティアへの外務大臣感謝状授与式及び懇談会がJICA市ヶ谷において開催され,任期を終えこのほど帰国した青年海外協力隊員及びシニア海外ボランティア60名が参加し,鈴木憲和外務大臣政務官が授与者を務めました。感謝状授与式には,松下新平参議院議員(「日本の国際協力 特に青年海外協力隊の活動を支援する国会議員の会(JICA議連)」所属),井上一徳衆議院議員も参加し,桑原進外務省国際協力局審議官,越川和彦国際協力機構(JICA)副理事長以下外務省,JICA関係者等も合わせ,総勢で131名が参加しました。
- 授与式冒頭,鈴木政務官は,任国での長期間の活動を終了し,元気な姿で無事に帰国したことについて喜ばしく思う,JICAボランティア事業及び隊員の活動は,「顔の見える開発協力」として国内外を問わず高い評価を得ており,日本と開発途上国との友好関係に重要な役割を果たしていると感謝を述べ,貴重な経験を積んで帰国したJICAボランティア一人一人の今後の活躍に期待を表しました。引き続き鈴木政務官から,出席した60名全員に外務大臣感謝状が授与されました。これに対し,代表として,パラグアイに水泳の職種で派遣されていた田中洋介さんから,2年間の活動を通じて得た経験や知見を日本や国際社会に還元していきたいとの決意が述べられました。
- 続いて行われた懇談会では,両議員及び白眞勲参議院議員が参加し,各議員のご挨拶及び松下議員による乾杯のご発声が行われました。
- また,来賓企業からの御挨拶に続き,代表として,ウガンダに理科教育の職種で派遣されていた小原遼大さん及びソロモンに環境教育の職種で派遣されていた古川祐子さんから活動報告が行われ,自身の活動の様子と共に,日本とは異なる環境や習慣などの違いへの対応についての経験談,現地の人々への感謝などが述べられました。また,出席者の間で今後の進路や活動経験の社会還元等についての意見交換がなされる等,JICAボランティア経験者としての今後の活躍が期待される内容となりました。