ODAと地球規模の課題
帰国JICAボランティアへの外務大臣感謝状授与式及び懇談会
平成30年10月1日
（写真提供：JICA）
- 9月27日（木曜日），帰国JICAボランティアへの外務大臣感謝状授与式及び懇談会がJICA市ヶ谷において開催され，任期を終えこのほど帰国した青年海外協力隊員及びシニア海外ボランティア75名が参加し，堀井巌外務大臣政務官が授与者を務めました。また，「日本の国際協力 特に青年海外協力隊の活動を支援する国会議員の会」（JICA議連）に所属する三原朝彦衆議院議員，馳浩衆議院議員，新妻秀規参議院議員のほか，北村誠吾衆議院議員，井上一徳衆議員議員も参加し，桑原進外務省国際協力局審議官，北岡伸一国際協力機構（JICA）理事長以下外務省，JICA関係者等も合わせ，総勢で約161名が参加しました。
- 授与式冒頭，堀井政務官は，任国での長期間の活動を終了し，元気な姿で無事に帰国したことについて喜びを伝えました。さらに，JICAボランティア事業及び隊員の活動は，「顔の見える開発協力」として国内外を問わず高い評価を得ており，日本と開発途上国との友好関係に重要な役割を果たしていると感謝を述べ，貴重な経験を積んで帰国したJICAボランティア一人一人の今後の活躍に期待を表しました。引き続き堀井政務官から，出席した75名全員に外務大臣感謝状が授与されました。これに対し，代表として，セネガルに小学校教育の職種で派遣されていた松尾さんから，2年間の活動を通じて得た経験や知見を日本や国際社会に還元していきたいとの決意が述べられました。
- 続いて行われた懇談会では，三原朝彦衆議院議員，馳浩衆議院議員，冨岡勉衆議院議員，武井俊輔衆議院議員，山田俊男参議院議員，大島九州男参議院議員，大野元裕参議院議員，井上一徳衆議院議員，新妻秀規参議院議員が出席し，馳浩衆議院議員より冒頭のご挨拶，冨岡勉衆議院議員による乾杯のご発声が行われました。
- また，来賓企業からの御挨拶に続き，代表として，ガーナに保健師の職種で派遣されていた鈴木さん及びベナンに小学校教育の職種で派遣されていた生田さんから活動報告が行われ，自身の活動の様子と共に，日本とは異なる環境や習慣などの違いへの対応についての経験談，現地の人々への感謝などが述べられました。また，出席者の間で今後の進路や活動経験の社会還元等についての意見交換がなされる等，JICAボランティア経験者としての今後の活躍が期待される内容となりました。