外務副大臣・外務大臣政務官
帰国JICAボランティアへの外務大臣感謝状授与式及び懇談会
平成29年10月11日
- 10月5日(木曜日),帰国JICAボランティアに対する外務大臣感謝状授与式及び懇談会がJICA市ヶ谷ビルにおいて執り行われ,堀井巌外務大臣政務官,青年海外協力隊員及びシニア海外ボランティア58名に加えて,大島九州男参議院議員,宇都隆史参議院議員,岩井茂樹参議院議員及び江島潔参議院議員が参加しました。また,梨田和也外務省国際協力局長,北岡伸一国際協力機構(JICA)理事長以下外務省,JICA関係者等も合わせ,全体で約90名が参加しました。
- 授与式冒頭,堀井政務官から,本年1月にアフリカ諸国,9月にアジア大洋州を訪れた際に現地で活動している青年海外協力隊員と意見交換をしたことに触れ,JICAボランティアが現地の人々と労働と生活を一緒にしながら活動していることに対してねぎらいの言葉を述べました。さらに,国内外問わず,JICAボランティア事業で得た知見や能力を積極的に社会に還元してほしいと今後の期待を述べました。引き続き堀井政務官から帰国JICAボランティア一人一人に外務大臣感謝状が授与されました。これに対し,帰国JICAボランティア代表としてボリビアに派遣されていた高濱さんから,2年間の活動を通じて得たものを日本や国際社会に還元していきたいとの決意が述べられました。
- 続いて行われた懇談会においては,宇都隆史参議院議員,大島九州男参議院議員,岩井茂樹参議院議員による御挨拶,江島潔参議院議員による乾杯の御発声が行われました。また,来賓企業からの御挨拶に続き,帰国JICAボランティア代表としてフィリピンで野菜栽培の活動をされていた谷田さん及びモンゴルに体育教師として派遣されていた牧田さんから活動報告が行われ,日本と派遣国における環境や習慣等の違いによる苦労や失敗,家族や友人による支えや,現地の人々への感謝,自身の活動の様子などが述べられました。また,帰国ボランティアの進路やボランティア活動経験の社会還元等についての意見交換がなされる等,帰国JICAボランティアの今後の社会での活躍が期待される内容となりました。