外務副大臣・外務大臣政務官
帰国JICAボランティアへの外務大臣感謝状授与式及び懇談会
平成28年10月12日



- 10月6日(木曜日),帰国JICAボランティアに対する外務大臣感謝状授与式及び懇談会がJICA市ヶ谷ビルにおいて執り行われ,小田原外務大臣政務官から帰国ボランティア全員に一人一人直接感謝状が授与されました。
- 授与式及び懇談会には,今回の感謝状授与対象者である青年海外協力隊員,シニア海外ボランティア計56名のほか,「日本の国際協力~特に青年海外協力隊の活動~を支援する国会議員の会」(JICA議連)の船田元衆議院議員,髙木義明衆議院議員,三原朝彦衆議院議員,小渕優子衆議院議員,松本剛明衆議院議員,松下新平参議院議員,國場幸之助衆議院議員,及び宇都隆史参議院議員,並びに横路孝弘衆議院議員,大島敦衆議院議員,山際大志郎衆議院議員,岩井茂樹参議院議員,江島潔参議院議員,阿達雅志参議院議員,清水貴之参議院議員,並びに小田原潔外務大臣政務官や越川和彦国際協力機構(JICA)副理事長をはじめとする外務省,JICA関係者等,全体で約90名が参加しました。
- 授与式冒頭,小田原政務官から,本年7月に青年海外協力隊がフィリピンの「ラモン・マグサイサイ賞」を受賞したことに触れつつ,JICAボランティアの活動が,着実な成果を残すとともに,日本と開発途上国の友好関係の強化において重要な役割を果たしていると感謝の意を述べました。また,国内外問わず,JICAボランティア事業で得た知見や能力を積極的に社会に還元してほしいと今後の期待を述べました。これに対し,帰国JICAボランティア代表からは,日本政府やJICA,家族,友人,そして派遣国の人々に対する感謝が述べられ,2年間の活動を通じて得たものを日本や国際社会に還元していきたいとの決意が述べられました。
- 続いて行われた懇談会においては,横路孝弘衆議院議員による御挨拶,船田元衆議院議員による乾杯の御発声が行われました。懇談会の中で,髙木義明衆議院議員,松本剛明衆議院議員,小渕優子衆議院議員からの激励の言葉に続いて,帰国JICAボランティア代表としてザンビアに派遣されたコミュニティ開発のボランティア及びペルーに派遣された環境教育のボランティアから活動報告が行われ,日本と派遣国における環境や習慣等の違いによる苦労や失敗,それを支えてくれた家族や友人,現地の人々への感謝,自身の活動の様子などが述べられました。また,帰国ボランティアの進路やボランティア活動の社会還元等についての報告・意見交換がなされ,JICAボランティア事業についての認識が深まるとともに,途上国経験を活かした帰国JICAボランティアの今後の社会での活躍が期待される内容となりました。