気候変動

平成27年7月21日

 6月30日,米国ニューヨークの国連本部において,スペイン代表部及びマレーシア代表部共催の安全保障理事会アリア・フォーミュラ会合が開催されたところ,概要は以下の通りです。

1 出席者

 エリアソン国連副事務総長,ラモス・スペイン環境副大臣,ラムラン・マレーシア国連常駐代表,デブルム・マーシャル外務大臣他,各国の閣僚,気候変動交渉関係者,国連代表部関係者等が出席,日本側からは,尾池地球規模課題審議官他が出席。

2 概要

(1)気候変動や洪水,干ばつ,海面上昇といった極端な現象が安全保障上の脅威となっているとの指摘と,それに対する安全保障理事会のあり得べき役割に関し,市民社会の代表や有識者のパネリストによる発言に続き,各国参加者による活発な議論が行われました。

(2)我が国からは,第3回国連防災世界会議の開催など,気候変動への適応分野に関する取り組みにおける日本と国連の協力事例などを紹介しつつ,安全保障理事会も気候変動問題に対して一定の役割を担うことが出来るのではないかと指摘しました。


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