9月25日(土曜日)10時55分から約15分間,国連総会出席のためニューヨークを訪問中の前原外務大臣は,潘基文国連事務総長と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 冒頭,潘事務総長より,前原大臣の外務大臣就任を祝うとともに,国連の様々な分野における我が国による貢献につき深甚なる謝意が表明されました。
- 前原大臣よりは,今国連総会は,MDGs,生物多様性,気候変動,核軍縮・不拡散等各種会議が開催され,すばらしい成果を上げていると潘事務総長の努力に敬意を表する旨述べ,また,MDGsでの我が国の貢献策や日豪主催核軍縮・不拡散に関する外相会合,安保理改革に関するG4外相会合等の今次総会における同大臣の活動を紹介しました。
- 潘事務総長より,本年8月の広島・長崎への訪問に触れ,被爆者の方々から伺ったお話等広島・長崎での自分の体験について数多くの会合で言及していると述べたのに対し,前原大臣より謝意を表明しました。
- また事務総長より,国連PKO活動等への日本のリーダーシップと協力に改めて謝意を表明すると共に,ヘリコプター派遣に対する協力の要請がありました。これに対し前原大臣より,帰国後検討する旨応答しました。