
安保理改革に関するG4外相会合(結果概要)
平成23年9月24日
9月23日(金曜日)15時半から約1時間(現地時間),国連総会出席のためニューヨークを訪問中の玄葉外務大臣は,安保理改革に関するG4(日本,ブラジル,ドイツ,インド)外相会合に出席したところ,概要以下のとおり。
1.出席者
日本:玄葉外務大臣,ブラジル:パトリオッタ外務大臣(議長),ドイツ:ヴェスターヴェレ外務大臣,インド:クリシュナ外務大臣
2.会合の概要
- (1)本会合では,第65回国連総会会期におけるG4の取組を振り返るとともに,今後の進め方について,意見交換を行った。
- (2)本年,G4は常任・非常任議席双方の拡大及び安保理の作業方法の改善に関する提案を作成し,加盟国に精力的に働きかけを行ってきた。この提案に対して多くの国から支持が得られたこと,またその結果安保理改革の気運が高まったことは,第65回会期の成果であるとの認識で一致した。
- (3)また,G4外相は,第66回国連総会会期においても,ナスル総会議長とも協力しながら,政府間交渉等を活用しつつ,柔軟な姿勢で幅広い加盟国と協議していくことで一致した。
3.会合の成果
本会合の成果として,別添の共同プレス・ステートメント(仮訳・英語版)を発出した。