G7 / G8

玄葉外務大臣のG8外相会合(ドーヴィル・パートナーシップに関する閣僚級フォローアップ会合)出席
(概要)

2011年9月20日

  • (写真)G8外相会合に出席する玄葉外務大臣
  • (写真)G8外相会合

 玄葉外務大臣は,9月20日15時30分から約2時間半にわたり,国連総会の機会にニューヨークで開催されたG8外相会合(ドーヴィル・パートナーシップに関する閣僚級フォローアップ会合)に参加したところ,概要以下の通り。

  1. 本会合は,本年5月のG8ドーヴィル・サミットのフォローアップとして行われ,G8各国のほか中東・北アフリカ諸国及び関連国際機関等の参加を得て,中東・北アフリカ地域における歴史的変革を支援する「ドーヴィル・パートナーシップ」の実施等について議論が行われた。また,会合後には,会合の成果文書として「ドーヴィル・パートナーシップ外相宣言」(骨子日本語英語(PDF))が発出された。
  2. 今回の外相会合では,同パートナーシップの受益国であるチュニジア,エジプト,モロッコ,ヨルダン,リビアから,それぞれの直面する課題や経済社会改革の取組みにつき紹介があり,国際社会の支援への期待が表明された。

    これを受けて議論が行われ,政治面の取組みとして法の支配や市民社会の形成等のガバナンスの問題と,地域統合の促進につき,関係国・機関が力を結集していくことで合意した。

  3. 玄葉大臣からは,G8をはじめ国際社会が移行と改革の実践に向けた中東・北アフリカ諸国の意欲と自助努力を信頼し,それを一貫して支えていくことの重要性を指摘した。また,我が国として,「公正な政治・行政運営」の確立,各国の経済復興・安定化を支える「人づくり」,「雇用促進・産業育成」を通じて中東・北アフリカ諸国の自助努力を支えていくとともに,日・アラブ経済フォーラム等を通じた経済交流の強化や,「未来対話」をはじめ人と人との相互交流などにも力を尽くすこと等を表明した。

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