外交政策
G8ドーヴィル・パートナーシップ(DP)閣僚級会合(結果概要)
平成25年9月25日
1 25日午後,岸田文雄外務大臣は,訪問中のニューヨークにおいて,G8ドーヴィル・パートナーシップ(DP)閣僚級会合に出席しました。
2 岸田大臣から,中東地域の安定が国際社会の平和と繁栄に不可欠であり,その実現には民主化を進める移行国の安定が欠かせないが,未だ脆弱な状況にあるとの認識である旨述べました。また,今後のドーヴィル・パートナーシップの方向性として,移行国支援を一層強化する観点から,各国の改革努力の障害となり得る地域問題への対応も検討議題とすべきこと,移行国経済の安定化を図る観点から,G8と移行国のウィン・ウィンの経済関係を構築する必要性について指摘しました。
3 各国の出席者からは,地域での投資拡大促進,中小企業支援,経済への女性の参加の重要性などが指摘され,参加国は,本パートナーシップを今後も継続していくこと,各移行国の優先課題に個別に取り組んでいくこと,政治改革と経済改革に並行して取り組んでいくこと,本パートナーシップの下で引き続き具体的なプログラムを進めていくことなどを確認しました。
ドーヴィル・パートナーシップ外相会合における岸田外務大臣スピーチ(PDF)