外交政策

平成25年9月20日
 14日、安倍総理の国際保健外交戦略に関する寄稿が、G8諸国の首脳級による寄稿としては初めてランセット誌に掲載されました。ランセット誌は、世界で最も評価が高い医学専門誌で、同分野のオピニオンリーダーが購読するものです。
 
 本寄稿において、安倍総理は主に以下の点を述べています。

(1)多様化する世界の保健ニーズに対応する上で、全ての人々が基礎的保健医療サービスを受けられること(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ:UHC)を目指し、包括的な対策が重要であること

(2)我が国が、5月に国際保健外交戦略を策定し、保健を外交の柱の一つと位置付け、UHCを推進していること。

(3)我が国が、健康長寿社会を達成した経験を活かし、成熟国家として世界の共通課題の解決に貢献していくこと
 
 ポスト2015年開発目標の議論において国際保健は重要な課題であり、二国間会談を含む様々な外交の機会で話題となっています。我が国としても、産業競争力会議や健康医療戦略推進会議が推進する日本の医療技術・サービスの海外展開と一体となって、国際保健外交を進めていきます。
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