外交政策
JICAボランティア事業参加者への外務大臣感謝状授与式及び懇談会の概要
平成25年7月2日
- 27日(木曜日),JICAボランティア事業参加者に対する外務大臣感謝状授与式及び懇談会が国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて執り行われ,福島外務省国際協力局審議官より帰国ボランティア一人一人全員に直接感謝状が授与されました。
- 授与式及び懇談会には,今回の感謝状授与対象者である青年海外協力隊員,シニア海外ボランティア計129名のほか,「日本の国際協力~特に青年海外協力隊の活動~を支援する国会議員の会」(JICA議連)の国会議員4名(髙木義明衆議院議員,三原朝彦衆議院議員,黄川田仁志衆議院議員,三ツ林裕巴衆議院議員),参議院外交防衛委員会の国会議員1名(猪口邦子参議院議員),企業関係者など,約180名が参加しました。
- 授与式では,福島審議官から,第5回アフリカ開発会議(TICAD V)における,安倍総理や各国外相によるJICAボランティアへの高い評価・賞賛の声を紹介しつつ,JICAボランティアの高い志が我が国への信頼の強化につながっていることに感謝の意を表明しました。これに対し,帰国ボランティア代表からは,出発前に復興支援のボランティアとして訪ねた被災地や任地で励まされたエピソードを紹介しつつ,周りの人々の支援や授与式開催に対する感謝とともに,現地での経験を活かしていきたいとの決意の表明がありました。
- 続いて行われた懇談会においては,帰国ボランティア代表からセネガルにおける診療介助や心電図マニュアルの作成の活動及び東ティモールにおけるNGOの写真・映像クラスでの活動や写真展の開催に関する報告がなされる等,現地社会に溶け込んで展開されたボランティアの活動状況や成果,また,帰国ボランティアの今後の進路等についての報告・意見交換がなされ,ボランティア事業による国際貢献について改めて認識するとともに,途上国経験を生かしたボランティアOB・OGの今後の社会での活躍が期待される内容となりました。