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第4章 今後の国別援助政策に向けての提案

3.その他の提言  

提言7:国別援助計画の記載事項の改善

 現在の「国別援助方針」では、援助実施に当っての留意点としては主に安全対策上のものが多いが、実際のプログラム・プロジェクトを発掘・形成・実施する者には、対象国の行政のあり方など、援助実施機関や専門家などのこれまでの経験に基づいた留意点も同様に重要である。例としては、政権交代に伴う政策変化への対応、中間管理職の権限の弱さ等への対処、関連省庁の連携を促進する必要性などが挙げられる。これらは資金協力、技術協力を問わず重要な留意点であり、「国別援助方針」(または国別援助計画)にも、簡潔でよいから記載されていることが望ましい。



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