(1986年12月、在インド大使館)
援助形態 | 無償資金協力 |
協力年度 | 1991年12月9日 |
協力金額 | 7.19億円 |
相手国実施機関 | ブネ工科大学 |
協力の内容 | ブネ公開大学は1854年の設立以来、数多くの技術者を輩出してきているが、所有機材の大半は新技術分野の教育・研究を行うには時代遅れのものとなり、技術者の育成や研究開発に支障を来していた。このため、無償資金協力により、大学の各学科に各種教育・研究機材を整備した。 |
〈評価要旨〉
1 案件の維持・管理状況
供与された機材は、教育・研究用としてよく活用されており、維持・管理についても、機材の使用法や構造に詳しい教授陣の監督下にあり良好に保たれている。機材は整理番号が振られ、台帳管理されている。
2 案件の選定・形成の適正度
ブネ工科大学では、近代的な技術を教え、即戦力となる優秀な技術者を育てたいという強い意欲を有しており、機材の活用状況も良好で、プロジェクト対象としての適性は良好である。
3 当初目的の達成度及び効果
日本の援助により、旧来では不可能であった数多くの実験や研究が可能となり、卒業生の技術レベル向上に役立っている。
4 今後必要とされるフォローアップないしアフターケア
大学では、日本の進んだ技術に学びたいとの意識が強く、技術協力に対する関心が高い。