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2.7 UNDPとの公開セミナーの実施


 2001年7月4日、国連大学において「コソヴォ・東チモールへの復興支援:外務省と国連開発計画(UNDP)との合同評価」セミナ-が開催されました。セミナーには、援助関係者、国会議員、学生などおよそ150名が参加しました。

 セミナーの第一セッションでは、成蹊大学名誉教授の廣野合同評価調査団長及びウイットコムコンサルタントによりコソヴォ及び東チモールでの現地調査の結果報告が行われ、これを踏まえ、復興支援のあり方、実施体制、他の援助国、国際機関、NGO、現地住民等の協力体制について、意見交換が行なわれました。また第二セッションでは、平和構築と開発援助に関し、山内東京大学大学院総合文化研究科教授及びマリックUNDP評価部長基調講演に続き、紛争予防・紛争再発予防の重要性、人道支援から開発支援に至るまでのギャップなどについて参加者を交えて活発な議論が行なわれました。

 セミナー終了後、発表者及び参加者から非常に有意義であったとのコメントが多く聞かれました。外務省としましては、より多くの人にODAに関する理解を深めてもらうとともに、さらにはODAの透明性を高めていくために、今後も同様のセミナーを開催したいと考えています。


(写真)分科会 (写真)セミナーの様子
評価システムにおける被援助国の役割について議論が行われている分科会 コソヴォ・東チモールへの復興支援評価調査の結果が報告されているセミナーの様子

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