ODAとは? 国際協力とNGO(非政府組織)

日本NGO連携無償効果検証プログラム

※NGO:非政府組織(Non-Governmental Organizations

2007年9月7日

1. 本プログラムの目的

 NGOの能力強化を念頭に置いた「NGOとの連携に向けた5ヶ年計画」の一環として本件プログラムを実施。NGOと外務省が連携して日本NGO連携無償資金協力案件の事業効果を検証するための実用的なツールを開発する。これによりNGOの効果検証能力及び事業の実施能力の向上を図るとともに国民(納税者)に対する外務省及びNGOのアカウンタビリティ向上に寄与する。
 具体的には、ツールとして標準シートをNGOと共に考案し、また、可能な限り予め数値的な指標を設定し、現場で適用しつつ、日本のNGOが使用しやすいもの、役立つものに改善していく。

2. 現地作業結果

 平成19年度は、NGOの活動に制約の多い国情のミャンマーにおいて、日本NGO連携無償資金協力で実施された水供給分野、保健分野の3件を事例として、効果検証標準シートの使用が有効で実用的であることを確認した。今後NGOと更に検討し、普及することとした。

(1)現地作業チーム(計7名)

  • NGO(以下の団体より各1名)
    特定非営利活動法人 ブリッジエーシアジャパン、財団法人 家族計画国際協力財団(ジョイセフ)
    特定非営利活動法人 アムダ、特定非営利活動法人 シャプラニール=市民による海外協力の会
  • 外務省(計2名):当室、在ミャンマー大使館
  • 事務局(1名):財団法人 日本国際協力システム 

(2)現地作業対象案件

  • 案件名:ミャンマー中央乾燥地における既存井戸修繕による生活用水供給
    (契約締結日2004年3月)特定非営利活動法人 ブリッジエーシアジャパン 9,082,752円
  • 案件名:マグウェー管区 保健施設補修プロジェクト
    (契約締結日2005年8月)財団法人 家族計画国際協力財団(ジョイセフ)  9,996,565円
  • 案件名:ミャンマー国中央乾燥地域ニャンウー郡タユウィン山稜西部地域における浅層地下水開発による水供給事業
    (2005年10月)特定非営利活動法人 ブリッジエーシアジャパン 9,633,300円

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