◆僕はこの講演を聞くまで、ODAは自分とは関係のないことだと考えていたし、自分からは遠い存在だと思っていた。でも、そういう訳でもないんだなぁと思った。外交やODAは僕たち国民のお金が関係していたり、国民が信頼して外交を行うべきだからだ。たとえ直接的な関係はなくても、信頼関係の中で関係あるんだと感じた。だからこれからは、講師の斎田さんが仰ったように、ワンワールドフェスティバルやJICA、NGO、市町村の活動に関心を持って積極的に参加もしてみようと思う。
◆日本に住んでいる私達が、こんなに豊かで清潔でめぐまれた生活ができているのは、本当に幸せなことなんだと改めて感じました。そう思っても、この生活に「慣れ」てしまうと、人とは傲慢なもので、もっともっと豊かな生活を求める。欲張って、当たり前だと思ってしまう。これが、恐いことだと思います。自己中心な考えでなく、もっと広い目線を持って貧しい国の人たちのことを考えられる国、日本でありたいです。
「外交も、人間関係と同じ。」私がこの講演をきいて、納得し、一番心に残ったことです。
講演の初めのほうで、日本のODAの金額が20/22位と下の方だったので、「日本だめじゃん」と思ったけれど、終りの方で「徳」を持って接したことで、途上国の方々に尊敬されていると聞いてうれしかったです。これからも日本には「徳」を大切にした外交を進めてほしいと思います。私も「徳」を大切にしていきたいと感じました。
「国をよりよく」することは、「みんな幸せになれる地球」づくりにつながっているのだと思いました。
◆日本の技術が途上国の発展に大きな影響を与えているのはすごいなと思いました。私たちももしかしたら貧しい国の子どもだったかもしれないと思うと、どれ程自分たちが恵まれているのかよく分かります。恵まれた国に生まれたからには自分たちができることはしていかないといけない、それが私たちの使命だと思いました。
ODAという名前しか知らず、どんなことをしているのかほとんど知らなかったけど、今回で少し知ることができました。
これから生きていく上で、世界のために自分たちにできることを探していこうと思いました。自分の力で少しでもいいから、不平等な世界を変えていけたらいいなと思います。
◆日本国民が一人あたり年間7,500円を払っているのは知らなかったです。ODAなどは、他国の発展のためにしているのだとしか思っていなかったけれど、実は、国に日本に対して良いイメージをもってもらえたり、危害を加えられなかったりと、日本のためにもなっているということは初めて知りました。ことわざの「情けは人のためならず」という言葉が思い浮かびました。たしかに慈善の心だけじゃ、無償の援助はなかなか続けられないと思うので、これを知って、ODAに協力しようという気が少し強まりました。
◆日本の技術の世界への影響力はすごいと思います。技術を活かした援助のしかたをもっと考えられたらいいなと思いました。援助をすることで、相手の国も豊かになるし、自分の国にも平和や安全が保障されるという、一石二鳥な利益があるのだということがよくわかりました。もっと理解が深まって、経済がよく回るようになれば、今の状態はもっとよくなると思いました。