参加希望 ODA出前講座

第61回ODA出前講座 開催報告
~佐賀大学~
感想

今日の講義を聞いて、これまで固いイメージを持っていたODAの存在を、身近に感じることが出来ました。開発途上国が自立することを重視し、「魚を与えるのではなく、釣り方を教える」というODAの方針に共感できました。私は、ODA予算は増やすべきだと思います。
交番や母子手帳の援助が、日本特有のものであることを知って驚きました。これらは本当にいいものだと思うので、世界にも広がって欲しいと感じました。単に資金を送る支援ではなく、共に汗を流し、現地の人々と共に国をよりよくしていくことが大切なのだなと思いました。
ODAの国民一人あたりの負担額や、対GNI比で見た場合、日本は下位に位置し、まだまだ援助が少ないと言うことがわかりました。質が高く、量が多い援助を目指す必要があると思いました。
上から指示をして、一方的に様々な技術を教えるのではなく、一緒に汗をかき、一緒に作業を行うことで、日本人独自のまじめさが受け入れられ、様々な国からの信頼を得ているのだと言うことに、すばらしさを感じました。このような活動の普及が広まれば良いなと思いました。
中学、高校時代にODAを勉強したときは、あまりその意味を理解せず、どうして他の国のために何千億円もお金を使うのだろうと思いましたが、日本が経済発展を遂げたこと、また地球上の2割の国が全体の8割の資源を使っていることなどを学んでいく中で、ODAは必要なものなのだと考えが変わりました。ODAは慈善ではなく、責務だと講師の方がおっしゃっていましたが、その通りだと思いました。今回の講義で、漠然としていたODAが、どのような目的で、どのように使われているのかを知ることが出来て良かったです。
私は今までODAの存在を否定的に考えていました。途上国政府、日本政府の利益ばかりが重視されるのではないかと思っていたからです。しかし、今日の講義を聞いて、ODAはやはり必要なのだと思いました。
資料がとても見やすく、説明もとてもわかりやすかったです。
日本のODAは、物やお金を与えて終わりではなく、自立を助ける支援をしていることを初めて知りました。日本の行っているODAをたくさんの人に知ってもらい、ODAを行った国の人が、日本を好きになってくれたらいいと思いました。
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