参加希望 ODA出前講座

第219回ODA出前講座 開催報告
~中京大学~ 感想(抜粋)

先進国から途上国への資金フローがODAより民間資金の方が多いことに驚きました。そして、募金も民間資金に含まれることや一般人の私たちでも募金以外のことで途上国の発展に貢献することができると知り、募金は勿論、機会があれば募金以外の方法でも途上国の発展に協力したいです。
 今回の講座で、日本は課題先進国であることを知りました。公害や放射線問題などは良いことではないですが、同じことが他国で起きないように、過去の反省を生かし途上国などに伝えていってほしいです。
私は今まで、開発援助は無料、善意のサービスであるという、典型的な間違った開発援助のイメージを持っていました。しかし、日本の将来をしっかりと見据えた非常に大事な援助活動であることがわかりました。新しいODAということで中小企業の海外展開支援というものもありました。途上国のニーズに合った、自国のと途上国、両方に同等の利益が配分されるような活動が可能であれば、自国中心主義的だと非難されることも少なくなると思いますので、長い目で援助活動を続けていただきたいと思いました。
 今回の講義を受講して、大学がODA事業へ参入していることを知ることが出来ました。技術協力や有償資金協力など、さまざまな活動があり、ODAは私自身が感じでいるよりずっと身近なものであることがわかり、自分に何か協力できることはないか探そうと考えるようになりました。
ODAの活動の中に青年海外協力隊というものがあった。しかし、その時私は青年海外協力隊と聞いても、「聞いたこともなかったし、名前からして人の役に立つことを行っているんだろうな」と思う程度でどんな活動をしているかは全くわからなかった。活動内容としては“農林水産”、“教育文化”、“スポーツ”などの活動をしており、その中に環境面、教育面があることはわかるが、スポーツがあることに違和感があった。しかし、考えてみると日本でも小学校~大学まで体育の授業はあるし、オリンピックやワールドカップ、WBC、世界陸上、世界水泳などが開催されると日々の生活の中にも活気が出る。さらに、これらの世界大会によって世界各国のいろいろな国や地域の人々を結びつけ、世の中を平和にする大きな役割を担っている。したがって、これらからわかるようにスポーツを指導したりする活動は大変意義のあることだと感じた。
日本はODAとして資金援助だけではなく技術援助も行っているということは知識としてありましたがどういったことを具体的に行っているかは知らなかったので大変興味深く講義を聴くことができました。特に講義中にも取り上げられていたサモア・水道事業運営支援協力やモンゴル・寒冷地での都市開発技術改善などは資金を援助するだけでは解決できない問題を技術協力という形で援助することによって解決することができたのではないかと私は思いました。
 講義中にも話していらしたようにODA予算を増やすには国民の理解が必要になってくることである。そこで国民の理解を得るためにはODAについての理解を深めてもらうためにもっと国を挙げてODAの必要性について説明をしていくことが大事なことではないかと考えました。
今回の講座で興味を持ったことは、2つあります。1つは青年開発協力隊です。発展途上国に2年間のボランティアとして行くことによって社会貢献になり、また、自分の視野を広げることにもつながるのではないかと思いました。
 2つ目は日本が課題先進国であることです。日本人の私たちが、途上国に日本の現状を伝えることは今後途上国にも起こりうる問題を解決することに役立つと気づくことができました。
 今回の講座で新しいことを学ぶことができ、「情けは人のためならず」この支援は必ず、日本に返ってくると私も考えます。
今までODAについて知らないことが多かったが、今回の話を聞きODAの役割や大事さを学ぶ事ができた。ODAを通して、途上国の発展を手助けし世界規模の問題解決に務める日本に対し、世界から多くの期待を寄せられている。この期待に積極的に応えていくことで、国際社会での日本の信頼が高まると思う。また、ODAを行う事で国民の生活を守り日本にとって良い国際的環境を構築しており、国民の利益の増進に貢献しているという事がわかった。他にも、日本の知恵などが浸透し、日本の成長にもつながっていることも分かった。このようにODAを行う事で、日本は多くの利益を得ている。以上の事から私はこれからもODAを続けていき、日本が更によくなってほしいと思った。しかし残念なことに国民の多くはODAとは何か、もしくはODAという言葉も知らないかもしれない。だからまず、国民にODAというのを知ってもらい、その上で日本全体でODAを行っていけば、更によくなっていくと思った。