◆日本の政府の活動として,NGOとはまた違った支援の仕方に興味を持ちました。ボスニア・ヘルツェコビナの話にとてもショックを受け,私たちが日本で暮らしているというのがどれほど安全であるかと同時に,平和の大切さを改めて実感しました。ODAの予算が年々減ってきていることにも,何とかできないのかと残念に思いました。
◆JICAやNGOだけではなく企業,それも大企業に関わらず中小企業でも国際協力に携わることができることを知りました。また協力や援助にも様々な種類・方法があり,自分のやりたいことができると感じました。そして(ボスニア・ヘルツェコビナにおける)ODAの話で出てきた「from the people of Japan」という言葉を聞いたときトリ肌がたちました。自分も将来日本人として国際社会の役に立つことが出来たらと改めて感じました。
◆海外協力専門員の方の講義で聞かせていただいたユースセンターのお話では、ボランティアの大変さも知ることができて、大変勉強になりました。もっと様々な角度からのお話を聞いてみたいと思いましたし、より国際協力に興味がわきました。
◆日本のODAに対する向き合い方,ODAをすることの良さ,例えば ボスニア・ヘルツェコビナにおける交通網整備のためにバスを支援したりすることで現地の人たちは日本に対して良い印象を持っているということ。つまり,援助を通して両国の関係を良くすることが出来る,ということを理解することができました。
◆ODAは政府による援助と言うことで,国を背負って行っていることなので大変名誉があり,1つ1つ個人で単体のNGO団体等による援助よりも,国と国とのつながりという大きな枠でとても偉大であります。自分が行った事業じゃなくても,バスに日本の国旗が載っているだけでなんだかとても誇らしく思えます。しかし,国家予算(一般会計)でODAの占める率はわずか0.6%。これはあまりにも少なく,もっと積極的に活動して欲しいと思います。日本も国民も,世界市民の一員として「共生」社会に貢献するような活動を促進して欲しいと思います。助け合いの精神は,何十倍ものメリットで返ってくるはずです。
◆ODAについてより知ることができ,また日本が先進国と呼ばれる国の中でも支援しているお金が少ないことに驚きました。日本はもっと多くの金を支援にあてていると思っていました。国民一人一人が意識を高め,もっと自発的に支援していくべきだと思います。青年海外協力隊は将来私がやりたいことに直結しているので,お話が聞けて良かったです。