◆ODAは無償資金協力ばかりで日本側のメリットは無いと思っていました。しかし,実際は有償のものもあり,それぞれ用途や目的に応じて行っていることを知り,驚きました。また,日本にとって,ODAは国際社会において影響力を上げるだけでなく,ビジネスチャンスを広げるメリットがあることを知りました。日本と援助国がwin-winの関係になる支援が必要だと思いました。
◆日本のODAが外務省の中でどのような方針で取り扱われているのかを知ることが出来ました。ODAが世界の発展に寄与するという重要な役割がある他に,日本が世界との繋がりを強めるという戦略的な側面があることが分かりました。
◆私は昨年インドのスラム街に住む人たちの教育支援に携わりました。教育分野は数字でわかる結果は出にくいですが,子供の成長にとって長期的に見て非常に重要な役割を担っていると思います。講義を聞いて技術協力の重要性を再認識しました。
◆今までは途上国支援や日本の国際社会における存在感を出すためにODAは行われていると思っていましたが,これらの理由の他にもテロ防止にも資することが知れて良かったです。ODAは日本と相手国の二国間で行われていると思っていましたが,第三国を含めた三角協力という形での協力も行われていて,斬新で素晴らしいアイディアだと思いました。
◆ODAの地域配分はアフリカが一番多いと思っていましたが,実際はアジアが圧倒的に多いことに驚きました。今後,国際協力は政府だけではなく,企業や自治体,大学の協力もあったほうが援助できる枠が広がると思いました。なので,日本の総力を結集させた国際協力が今後の課題であり,もっとも重要だと思いました。
◆一言に国際協力といっても,食糧や石油などを輸入している日本としては,ODAを行うことで他国との繋がりを深めるという利益が生まれることがわかった。さらに途上国にODA予算を活用することによって,途上国市場に日本企業が参画出来るようになるというのは良いと思いました。
◆具体的にどのようにODAが動いているのかを知れてよかったです。今の日本の経済状況ではなかなかODA予算を増額するのは難しいですが,東日本大震災の時に多くの国から支援が来たことを考えると,それと同じように日本も海外を助けることはやはり大切であり,日本の経済状況とのバランスが大事であると思いました。
◆日本がどのようなODAを行っているのか内容がよく分かった。今後も国益と国際益がどちらもとれるようなODAをしてほしいです。