第182回ODA出前講座 開催報告
～ODA民間モニターOB・OG会～ 感想（抜粋）
◆具体的なデータを様々示していただき，改めてインドネシアの大きな可能性を感じることが出来ました。また，日本がインドネシアに戦後どのように関わってきたかよく理解することが出来ました。一人あたりGDP 3,500米ドルなので独り立ち出来る規模とも思いますが，インドネシアと友好な関係を維持・発展させることは日本の国益にも大いに適うところであり，日本の強みを活かした支援は引き続き重要であると理解しました。
◆インドネシアに対するODAは，人間の安全保障的意味を重視すべきと思いますし，それこそが経済大国日本の強みではないかと思いました。
◆インドネシアの話を伺い，ASEAN諸国のGDPの30%強を担うインドネシアの重要性を改めて理解しました。また，人口が持つ内需の可能性と人口ボーナスに見る可能性，イスラム国家としてのアラブとのチャンネル，長い民主主義の歴史から見る信頼性などの観点からも，日本が大事に付き合わなければならない国ということを再認識しました。
◆現在のインドネシアの抱える問題は，地球全体の縮小版のようだと思いました。人口ボーナスに基づくインドネシアの将来性の話は，説得力がありました。