参加希望 ODA出前講座

第167回ODA出前講座 開催報告
~新潟県立大学~ 感想(抜粋)

貴島さんのお話を聞いて一番心に残っているのは,かつては支援をされる側であった日本が今では他国への支援を行い,途上国への支援に最も貢献していると言われている,ということです。正直,日本が他国からそのように見られているとは思っていなかったのですごく誇らしく思いました。また,東日本大震災の際に世界から多くの支援を受けたことも納得できたし,経済協力は外交をしていく上で重要だということがよくわかりました。
今日の貴島さんのお話で私の中でのODAの考えが大きく変わりました。ODAはまさしく経済戦略のひとつで,ほかの国に支援することで自国の信頼を築き,世界での自国の地位も優位にさせる役割を担っています。日本は親身になって他国に技術支援などをし,徐々に信頼を獲得していったということを学びました。自分たちの方から手を差しのべていくことで恩が生まれ,絆が生まれ,国同士の関係もより良いものになっていくと思います。自国のことだけではなく他のすべての国に思いやりを持てるようになれば世界はもっといいものになると思います。そんな世界をつくるためにも日本のようなODAが増えるといいと思いました。
世界から見て日本はどのように見られているかとてもわかりやすく理解できました。日本はたくさんの経験をして,皆で協力して立ち上がってきたからこそ,他の国に支持されていることは本当に誇らしく思えました。また,資源やODAを通じて途上国との関わりがこんなにも大事であることを実感できました。今回の講義を聞いて,他者との関わりというものが言うまでもなく重要であることを痛感し,これからの人生に生かしていきたいです。
講演の中で一番衝撃的だったのは現在の日本のODA実績の順位が23か国中21位だという事実です。この現状に対し,政府はもっとODAを積極的に行うべきだと思います。大震災に瀕し,日本は世界中から支援を受けました。これらの援助は過去の日本の輝かしいODAの実績の賜物だと私は解釈しています。今後日本はその御礼として,そして将来外交を円滑に行うための投資として,更にODAに力を入れるべきです。
ODAについて考える機会は普段はほとんどなかったですが,外交のため,発展途上国の生活向上のため,少なからず皆に関係することだと思いました。
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