参加希望 ODA出前講座

第158回ODA出前講座 開催報告
~ODA民間モニターOB・OG会~ 感想(抜粋)

ラリベラの岩窟教会が世界遺産だとは知っていましたが,エチオピアは,全部で8か所も世界遺産があると聞き,しかも,あのエジプトは7か所と聞き,驚きました。早く観光インフラが整備され,多くの観光客がエチオピアに訪れ,観光収入も国家財政を支える一因となれば良いなと感じました。 
国家を上げて“KAIZEN”に取り組んでいる事に驚かされました。
7S(整理,整頓,清潔,清掃,しつけ,洗浄,殺菌)と言い日本独自の文化が,エチオピア正教の国で大切にされている事に,Global化ということの意味が良くわかりましたし,日本の文化としてのKAIZENをエチオピアに定着させた先人たちのご尽力に頭が下がります。
配布資料に基づいたエチオピア事情やODAの話も判りやすかったですが,Q&Aでのフランクな話(ご回答等)が,大変判りやすかったです。有難うございました。 
スーダン,ケニアに次ぎ,アフリカへの支援の10%がエチオピアに向けられていると聞き,意外でした。
確かにご説明頂いたように,長い歴史と,安定した国情,皇室との長い付き合い等々を考えれば,外交戦略的にも重要な国と言うことが良くわかりました。
ナイジェリアに次いで,8,480万人の人口を抱えながら,ナイジェリアのように石油資源がある訳ではないのに,10%の経済成長を遂げている実力に,貿易収支の赤字は,海外からの出稼ぎ送金で埋められている事実があることも課題ですが,アフリカの中では,将来性のある国と感じました。
KAIZENの話を聞き,興味を持ちWebを叩いてみましたが,毎回170社,320人程度の参加者を集め,「ナショナル・カイゼンセミナー」が開催されていると知り,びっくりしました。日本発のユニークな,また日本らしい経済支援として,ぜひ他のアフリカ諸国にも,南々協力として浸透させていって欲しいと思います。
紛争国に取り囲まれながらも安定して発展している背景を知ることができました。
謙虚,勤勉という国民性はアフリカでは珍しいように思います。
地方分権を推し進めながら紛争が生じないのは,現首相の指導力が大きいように受け止めました。それだけに,首相交代の時期が来た時,どのような意思表示をするかは注目だと思いました。
このページのトップへ戻る
前のページへ戻る目次へ戻る