◆日本の支援による液化天然ガス(LNG)プロジェクト(生産量は660万トンの約半分が我が国に輸出)は良い成果だと思います。
インドネシアからの液化天然ガス供給が2011年以降,段階的に低減される中,日本外交とODAの大きな成果だと思います。
◆・都市部の問題(無数のスラム)
・都市部以外での問題(部族間の紛争)
・山の人達と海の人達の問題
上記の問題の他にも,これから大きな産業が興りパプアニューギニアの社会構造が変化すと,今まで表面化していなかった問題が出てくるのではないかと感じました。
◆「パプアニューギニアは,日本が太平洋戦争で多大な迷惑をかけたにもかかわらず,親日的であり,日本をプラスのイメージで受け入れてくれていることに対して,日本人は心に留めなければならない」という川田さんのご意見に共感を覚えました。
◆ランドオーナー(土地のオーナー)が誰か不明確とのことに驚きました。部族社会がそのまま国家と名前を変えただけで,法制度等整備されてない中で,“開発“は難しく,国体の構築と維持の難しさを感じ,パプアニューギニアの難しさがわかった気がします。
◆太古の世界に生きてきた人々が国家を造り, これから国際社会と係わりを持っていかざるを得ないのですから,今後を見守りたいです。