◆それぞれの国では日本も含め色んな問題があるけれど,それを自分たちでどうにか解決するのではなく,視野を広めて国で助け合うことは大事だと思いました。でも助け合うにはそれぞれの国を理解しなければいけなくてとても難しいことだと思いました。ODAはただその国を助けるだけではなく,その国が将来どのようにしていけばいいのか道しるべを示していると思いました。
◆日本一か国だけでは何も出来ないという表現は的確なものだと思いました。確かに,今の日本では海外からの輸入が無くなると,生活が成り立たなくなると私は思っています。だからこそ,日本とその国との協力が必要なのだと実感しました。日本の技術協力というのも,日本のものをそのまま伝えていくのではなく,その国の事情において適したものを伝えていくと知り,一部分での判断ながらも非常に純度の高いものであると実感しました。円借款というものは一見,国際協力においてふさわしくないものだと思いましたが,円借款が発電所などの大規模なインフラを作るために貢献をしていると聞いて,ふさわしくないという自分の意見が間違っていたと改めて実感しました。
◆他の国からの支援がなければ,日本は成り立たない。インドネシアからの「そば」も一つのODAだと思います。まず,他国の文化を知る前に日本の文化を知り,伝えていくことが大切だと思いました。そして,日本の技術協力もたいしたものだな…。と思いました。押しつけるのではなく,その地域に合ったものを広めていくべきなのだと思います。
◆相手の努力を引き出すのが「円借款」であるということが分かりました。「円借款」って良いイメージがあまりなかったけれど,お金を返すのは,その国が発展する何十年も先でいいということを初めて知りました。日本は「円借款」が他の先進国より多いけれど,それが大きな効果を与えていることが理解でき,良くないとは一概には言えないと思いました。また,日本が2011年で一番支援を受けていることに驚きました。けれど,それだけ日本は多くの国に援助をしているのだなと感じました。「絆」でつながっているのだなと思いました。
◆今日はインドネシアとのODAについて学びました。日本がインドネシアなどの途上国に援助をしていることを僕はあまり知りませんでした。アジア諸国へ援助をして,シンガポールなどの国はみごと発展することに成功し,自分の国がやったことは誇らしいです。角田さんの話していたことはとても興味深く,色々と考えさせられるところがありました。日頃から他の国に援助をしていると東日本大震災のときのような大災害が起こっても,他の国から援助を受けることを学びました。国際化が進んでいく中,国交関係も大切だと思いました。
◆今回の講演は,ODAとは何か?を知るのではなく,具体的な例を使って,国の文化や状態を知ることができ,深く学べて良かったです。