参加希望 ODA出前講座

第143回ODA出前講座 開催報告
~ODA民間モニターOB・OG会~ 感想(抜粋)

なぜセネガルの中にガンビアがあるのか,講義で触れて頂いたので理解できました。リビアの新体制を担う反体制組織「国民評議会」を承認するアフリカ10カ国の中にセネガルが入っているニュースを見て,講義でのセネガルの政治,宗主国フランスとの関係などに思いをはせました。データを見ているだけでは伝わらない情報が満載でした。
7月まで現地でお仕事をしていらしたこともあり,今後の大統領選といったタイムリーなお話も聞けて大変勉強になりました。限られた時間だったため,国別援助計画については資料を参考ということでしたので,次回は写真や今取り掛かっている案件の状況等について直接お話が聞けたらなと思いました。
毎回,出前講座では最新の状況をお聞きできるので大変ためになります。教育に関する質問の中で,「戦後日本の復興を見本としている」とお聞きしました。資源のない国がどうやって発展していくのか真剣に考えているのですね。国民に情報を行き渡らせる方法が,地元のテレビ放送の活用など工夫をしているのが面白かったです。
アフリカというと紛争が絶えないイメージがありますが,独立以来非常に安定した国ということが大きな発見でした。ほとんど民族間の紛争は無いことが安定している1つの理由ではないかと理解しました。資源の無い国で,同じく資源が無いながら大きく成長した日本を自国発展の参考にしようとしていると聞き,嬉しく思いました。ラリーの終点(今は違う)ぐらいでしか理解していなかった国に関する知見が広がりました。
経済規模としては非常に小さい国でありながら,西アフリカ地域での政治的位置付けは需要であり,積極的リーダーシップを持つ国であることを理解しました。淡川様の分かりやすい説明と明るい雰囲気で非常に有意義な時間になりました。
セネガルについては殆ど知識がなかったのですが,今回日本が何を行おうとしているのか非常に明確にご説明いただき,新たな知見を得ることができました。また,日本の援助を語る際「ソフト」面での支援や「人づくり」といったキーワードが頻繁に使用されますが,『地球VOCE』に出演されたセネガル日本職訓センターの校長先生が日本で学んだ「5S」や「お疲れ様」の精神を継承していらっしゃる様子から,それらのキーワードが意味するものを具体的にイメージすることができました。
西アフリカは私にとって一番馴染みのない国々で,セネガルについてもあのパリダカ(もうありませんが)のダカールの国であることも初めて知ったぐらいです。でもお話を聞いて,セネガルが日本の戦後をお手本にしていたり,日本の学校のやり方で職業訓練校の教育システムをとっていたりとセネガルは意外にも日本を意識している,裏を返せば日本の国際協力の賜物であることが分った。
セネガル国民へのテレビ放映などの広報で工夫されている話に興味を惹かれました。ODA民間モニターで行ったエルサルバドルでも,やはり同様にテレビでの放映が一番有効とのことでした。日本の歴史を手本にしているセネガルでしたら,現状の日本とのつながりをアピールすることでさらに親日家が増えることでしょう。それが日本にとって国益につながっていくのですね。
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