◆インド・アフガニスタンを含めた広範な視点からパキスタンの抱える課題(カシミール・デュランドライン等の国境問題,タリバーン等の自爆テロの背景,ODA等)を説明頂き,説得感があり,大変理解しやすかった。
◆複雑で怖そうという印象の国の実態を民族,派閥,歴史,周辺国との関係等でひも解いていってくださり勉強になりました。それ以上に,外交の最前線にいる立場から今の日本を語ってくださった点が聞きごたえがありました。
◆何となく複雑そうと感じていながらよく分かっていなかった国が,専門家の詳しい説明で,少し見えてきたように思います。時間が許せば日本の援助の状況をもう少し突っ込んでお聞きしたかったです。
◆パキスタンという国についての説明は丁寧で,且つ分かり易い内容であったと思う。
◆イスラムの本質は,“寛容(許し)”と聞いていたが,ではなぜ自爆テロまでして抵抗するのか,良くわからなかった。 しかし,パシュトゥーン人が,“強固な復讐文化”に基づいて,負の連鎖を繰り返しているという説明で,少し判った様に思えた。
◆パキスタンと聞くとイスラム教の国というイメージしかなかったのですが,2050年には世界第4位の人口を有する国と聞き衝撃でした。 他にも歴史や文化,民族や言語についても学び,興味深い話をたくさん聞けて大変勉強になりました。ありがとうございました。
◆インドやアフガニスタンとの微妙なバランスを保ちながら,国を発展させていく難しさを感じました。優秀な人材が海外に流出してしまうのはどの発展途上国でもあるのでしょうが,やはり一定水準の初等・中等教育を全国民平等に受ける機会を保障することから将来の国づくりがはじまるのかと思いました。講師のお話は非常に分かりやすく,引率の高校生にとっても興味を引きやすい内容で大変満足しております。