参加希望 ODA出前講座

第120回ODA出前講座 開催報告
~愛知県立吉良町吉良町中学校~ 感想(抜粋)

最近勉強に対してやる気がなかなか出せませんでした。でも,今日の講演を聞いて,アフリカやアジアの発展途上国の子供は,勉強したくてもできない,働かなくてはならない,親に仕送りをしなくてはならないなど,大きな重荷を背負って生きているということを知りました。ただ,生まれてきた国が違うだけで,こんなにも差があるのはおかしいと思います。自分の力ではどうしようもできない状況で人生が決まるのは不公平だと思いました。世界の子どもたちみんなが等しくチャンスを与えられる世の中になったらいいなと思いました。
発展途上国の多くは紛争などがあり,たくさんのぎせい者がでています。その多くは女性や子どもとも聞きました。私がそのような環境で生まれ,暮らしていたら,今生きていないかもしれません。そう思うとやっぱり私は恵まれていると思います。 ごみがあふれている所で子どもが遊んでいたり,私と同じくらいの年の子が,学校にも行かず,家族のために働いていたり,考えられないことが世界で起こっていると思うと胸が苦しくなります。私はこれから恵まれた環境で暮らしていることに感謝しながら生きていきたいと思います。
世界では日本とは比べものにならないくらい大変な生活を送っている人がたくさんいることを知ることができました。話を聞いていて一番うれしくなったのは,私たちの払う税金が国を通して貧しい国におくられているということです。今まで税金は自分達のために使われているもの,国のために使われているものとしか考えたことがありませんでした。ここ数年は,国際協力に使われる金額が減少傾向にあることは,自国が大切とはいえ,すごくさみしいことのように思えます。日本のグローバル化がすすむにあたって,国際協調をしていくこと,平和主義を貫くこと,人権を尊重していくことなどを意識していけたらいいと思います。
今日の講演でバングラデシュの現状を知って,自分よりも小さな子が路上生活をしていることにとても驚きました。大人に比べて体も育っていない小さな子がホームレスをしていると病気になってしまうと心配になりました。女の子でも小さなうちから働き,その上,雇い主から暴力をうけるなど,自分だったら絶対にたえられないと思います。私は日本に生まれたからそういう思いはしたことがないので,バングラデシュやその他の発展途上国の子ども達も自分と同じような安全で幸せな生活ができるようになる日が一日でも早く訪れるといいなと思いました。今日のお話で,知るだけでも助けることになると聞きましたが,私はもっと助けてあげたいと強く思いました。募金やチャリティーバザー,書き損じはがきなどを出したりすると,それが薬や教育に使う黒板やノートに変わるので,積極的にそういうことをして,発展途上国の子ども達を救おうと思いました。
日本は今,とても平和で食べ物にも困らず,便利な物であふれているけれど,それは決して当たり前のものじゃないと思いました。いつも学校へ行って勉強するのは面倒だし,嫌だと思っているけれど,本当はとてもありがたいことなんだなあと思います。食べ物が少なく,ほとんど食べられない子どもが本当にいるとわかったから,好き嫌いなく,なんでも残さず食べるようにしたいです。国が行うような大きな国際協力は私一人ではできないけれど,募金をしたり,物を大切にすることはできるので,少しでも協力していきたいです。世界にある貧困問題がちょっとでも減って,多くのこどもたちが教育を受けられるようになるといいなと思いました。
今まで国際協力について考えたこともなかったけれど,いろいろな情報を集めて知っていくことが一番だと学びました。世界の貧困問題について,他人事とは思わず,自分からその情報を取り入れ,世界が一緒になって考えていくことが一番だと知りました。
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