参加希望 ODA出前講座

第116回ODA出前講座 開催報告
~愛知県立国府高等学校~ 感想(抜粋)

今日のお話で普段忘れていることを思い出すことができました。先進国である日本に住んでいるので,食べ物や水を無駄使いしていることに気がつきませんでした。しかし,途上国の現状を見ると,自分たちがどれだけ無駄遣いをしていたかを思い知らされました。寺垣先生は貧困,飢餓に苦しんでいる人をただかわいそうだなと思っているだけではなく,行動に移したことがすごいなあと思いました。外国に行って人助けをすることはできないので,今の生活をおくれることに感謝したいと思いました。
「3秒とか6秒に一人子供が死んでいる。」この事実は私にとってあまり理解できないことです。この講演会を通して日本で生まれ,生活していることの幸せや,お金の大切さがわかりました。世界には日本人の子供の数よりも多くの子供が「学校には行きたいけれど,働いたり,兄弟の面倒を見なければいけない」という状況にあります。だから私たちが「学校に行きたくない」などと言ってはいけないと思います。今の日本を幸福に思い世界の子供たちを助けるために勉強すべきです。
この講演を聞き,あらためて世界の貧富の差を実感しました。私は住む家があって,食べるものにも不自由がなく,とても幸せな生活を送っているのに,世界の75パーセントもの人が生きるのにも大変な思いをしていると聞いて,今の私の「あたりまえ」が世界の人々にとってはすばらしいことだということがわかりました。今日知ったことを心にとめて,これから貧しい人々のことを考えていきたいと思いました。
寺垣先生の話を聞き,映像を見てとてもショックを受けました。途上国の子供たちのことを考え始めてから,食べ物の好き嫌いをなくす努力をしました。私たちのようなわがままをいっている子供は途上国にはいないし,私たちが経験したことのない痛みを背負って,生きたくても生きることができません。私たちができることは探せばたくさんあります。ひとつひとつに心を込めて協力をしていきたいと思いました。
今日の講演会で,国連が行っているさまざまな支援活動について知り,発展途上国の子供たちの様子を知ることができました。水不足の地域では,子供たちが,濁った汚れた水を飲んでお腹をこわしている現状も知りました。世界全体を見れば,私はとても恵まれた環境にいるのだなと初めて思いました。貧困のために幼くして命を落としている多くの子供たちの分まで,私たちは一生懸命生きていかなければいけないと思いました。
世界のつらい生活をしている子供のために,こんなに努力をしている人がいることを知ってうれしくなりました。それでも,助けてあげることができない子供たちはたくさんいるし,今でもなくなっている子供がいることは,世界中でもっと考えるべきだと思います。私たちは生活をしていくのに困ったことはありません。今日,お話を聞いて「つらいだろうな。」と思ったけれど,私が考えている以上にアフリカの子供たちはつらい目に遭っていると思います。あせっても助けてあげられず,とても悲しいです。大人になって,募金に参加するなどしたいと改めて思いました。
私が今まで当たり前のようにしていた生活は,決して当たり前のものではないということがわかりました。生まれる場所を選ぶことはできないので,私はこの豊かな国に生まれることができたことを感謝して,困っている人たちのために何かをすべきなのではないかと思いました。今,こうしている間にも,飢餓や貧困,病気で苦しんでいる子供が世界中にいます。その人たちのがんばりに比べたら,私はもっと努力しようと思います。
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