第111回ODA出前講座 開催報告
～早稲田大学社会科学部～ 感想（抜粋）
◆事前にあったODAの基本的な知識の再確認に加えて，現在のODAの活動課題について実際にかかわる方の話が聞けたことで理解が深まった。日本の財政上，ODAの支出が減らされている中で国民のODAへの理解を深めることがODAを増加させる近道になるとわかった。
◆ODAに関する知識，具体的な実施政策がわかり大変勉強になりました。ODAについては国民の認識が低いのでもっと理解を深めたいと思います。
◆日本のODAは悲観されることが多いが，成功例も多くあることを知ることができた。ODAと国益を関連づけることも一理あると思う一方，完全に慈善活動として行うやり方のどちらのスタンスをとるべきか疑問もある。
◆ODAのプロセスに関して不明確だった部分が講座を通じて理解を深める事ができた。意味のある援助，効果的な援助をこれからもお願いします。
◆具体的なODAの例がよく理解できた。講座の中で，自助努力支援が重要という指摘があったが，同意見です。援助にたよりきってしまうと，途上国の援助への依存が深まってしまう。自助努力の中でも特に人間を中心とした人間開発に力を入れるべきだと思う。
◆普段の知識プラスアルファの話が聞けて良かった。また，用いられるデータが最新のものではなかったりすることがあるが，今回の講座は最新のデータが用いられている点もよかった。
◆生の現場の声を聴くことができて良かった。ODAを行った国の人の感謝の声などをなんらかの形で日本国民に示すことができれば，国民のODAに関する意識が高まるのではないかと思う。
◆基礎から説明していただいたのでわかりやすかった。中高生にももっと多くの話を聞く機会を設けてほしい。