参加希望 ODA出前講座

第8回ODA出前講座 開催報告
~埼玉県立和光国際高等学校~
感想

今回ODAについての話を聞いてとても驚くことばかりでした。特に日本が世界の中でこんなにも豊かな国だということに改めて気づかされました。今まで、どうして日本には借金ばかりで財政が苦しいのに日本は海外に援助をするのだろうと思っていたけれど日本よりも貧しい国がたくさんあるのだから当然だと思い直すことが出来ました。「おなかがすいている人に魚をあげるのではなく、魚の釣り方を教える」という話は素晴らしい考え方だなと感動しました。
今回の講座で日本は豊かな国であることを改めて認識することができました。世界には困っている人がたくさんいる。教育が受けられない子供たちや薬が足りなくて死んでしまう人々、紛争などで怪我をしてしまった人々、経済的・社会的に厳しいところに住んでいる人々などがたくさんいる。日本はそういう人たちや国を少しでも救うために援助をしているなんてすごく偉いと思うし、豊かな者が貧しい者へ物を贈るという行為自体がとても素晴らしいと思う。私も少しでも誰かの力になりたくなりました。
援助することは決して簡単なことではないというのを感じました。ただ援助するだけでは永遠に同じことを繰り返してしまう。援助される側の努力も必要だということを知りました。内容は少し難しかったけれど、日本が世界の役に立っているんだと思うと少しうれしくなりました。
中国は、最近経済が発展し、何故日本が資金を援助しなければならないのか不思議に思っていましたが、中国のためだけではなく日本のためでもあるという事を知り、納得する事ができました。しかし、いつまでも日本が援助するだけでなく、中国自身が自分達の力で国を養って行ける事が一番望ましいと思います。これからも日本は困っている国々に支援し、世界貢献して欲しいと思いました。
何故日本は他国に支援しなければならないのだろうということがよくわかりました。日本の予算のたった1.6%でたくさんの国の人が助かります。世界の環境もよくなります。これからも資金援助や技術協力をどんどん続けていってほしいです。
今回のお話は、とても高度な内容で難しい事もたくさんありましたが、これからの世代も率先して他国と助け合っていくことが大切なんだという事がわかりました。日本の援助により、少しでも多くの人々が助かれば良いと思います。
今回の話を通して私たちは他国と密接に関わっているんだということを改めて感じました。ある一つの国の政治が混乱するだけで、私たちが今、当たり前にしている生活ができなくなる。今までこんなことは考えたこともありませんでしたし、また考えつくこともありませんでした。こういう事態にならないように活用されているODAは本当にすばらしいと思います。国民のほとんどが私と同じようにこういう活動についてよく知らず、また自分達の税金の一部がこのような活動に使われていることも知らないでしょう。私たちは、今、自国や他国の現状をもっと知るべきだと思います。
実は今まで「どうして日本の景気が悪いのに他の国ばかりに?」とODAに対して批判的な気持ちもありました。けれども金銭的な援助だけでなく、技術面での援助もしていて、結果的には他国への援助が日本のためにもなると知り驚くとともに安心しました。中国に対するODAの話では、現在テレビなどで反日運動が報道されて仲の悪い側面ばかりが出されていたので、友好的な面もあるんだと偏った意識を直すことができました。しかし私たちはマスメディアを通してしか他国の事情、日本に対しての感情など知ることができません。日本のODAの活動がもっと多くの人に知られるようになって、反日や反中が早く無くなることを期待しています。
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