2014年11月16日(日曜日),福岡市で開催された国際協力フェスタ「地球市民どんたく2014」(於:アクロス福岡)に外務省国際協力局開発協力総括課の 山本武臣首席事務官を講師として派遣しました。今回の出前講座では,一般市民及びNGO,NPOなど国際協力・交流団体の方など,46名を対象に「ODA60年のあゆみ」というテーマで講義を行いました。
講義概要:「ODA60年のあゆみ」
◆参加者からの感想(抜粋)◆
◆ODAは名のとおり,政府が主体となって行うものだと思っていたが,近年考え方がシフトされて,民間企業や自治体からの援助も視野に入れたものになってきていることが分かった。
◆戦後,日本の復興に6兆円のODAの援助を受け,1990年に返済を終えたということを聞き,改めて日本の今を見つめ直すことができました。
「世界に愛され信頼される国」を世界に発信するために,日本の技術援助の額が増えること,増やすためにも,もっと政府広報でPRしていただきたいと思います。
◆私達が普通に暮らせているということが,周りの国の人々にとってどれだけ恵まれているというかということが改めて分かる講演でした。
今,苦しんでいる人々の「一人ひとり」の支援をし,一部だけでなく全体を引き上げていこうという話は感慨深かったです。
◆今までODAについてよく知らないことが多かったが,今回の講演で理解が深められた。個人や団体がODAをしていることは知っていたが,中小企業もしているとは知らなかった。
◆ODAの意義や役割,日本の強み,今後のODAの方向性など,分かりやすく御説明いただき大きな理解の助けとなりました。改めて日本の寄り添い型のODAのすばらしさを実感した。国際社会が複雑化する中,日本の役割はさらに大きくなることを実感。
◆ODAについて難しい内容を分かりやすく詳しくお話しいただいてためになりました。