参加希望 ODA出前講座

第268回ODA出前講座 開催報告
~文京区立第十中学校~

 2014年11月14日(金曜日),文京区立第十中学校に外務省国際協力局政策課の坂本圭事務官を講師として派遣しました。今回の出前講座では,同校の生徒153名を対象に「日本の国際協力,国際協力の仕事」というテーマで講義を行いました。

講義概要:「日本の国際協力,国際協力の仕事」

  • (写真)講義の様子1
  • (写真)講義の様子2

参加者からの感想(抜粋)

世界には日本のような裕福な国とそうではない,貧困に苦しんでいる国があることを,改めて実感した。だが,そんな貧しい国を日本が助けていると知って,私は日本が他国の役に立っていることがとてもうれしかった。また,東日本大震災で他国の人から,今まで日本がしてきた援助と同じようなことをしてくれたと知り,とても感動した。
今までは良く知らなかった外務省の仕事についてや,世界の状態について知り,自分のできることを少しでもやっていこうと思えた。具体的なデータや図を使って,中学生にも分かりやすい説明をしてくれて,世界での所得の格差や地雷の問題,また,それを解決するために,たくさんの組織が色々な活動をしているのだということが分かりました。
私はODAは知っていましたが,「援助する」としか知りませんでした。また,災害のあった時だけだと思っていました。しかし,その国の発展のための交通手段などにも使われると知りました。「もしも」の時だけでなく,「いつも」役に立っているのはとてもうれしいです。 今回のことで,ODAだけでなく世界に対する理解や知識も増えました。世界のことをより良く知ることは必ず将来に役立つと思います。
難民の子供の描いた戦車や戦闘機,ミサイルの絵が最も心に残りました。普通こんな絵を描くことはめったにないのでとてもびっくりしたし,悲しかった,世界で僕たちと同じ,もしくはそれ以下の年齢の子供が,好きな絵を描けと言われてこの絵を描いていると聞いたので,それぐらいひどい現実に置かれているのだなと実感した。
最初は「ODA?」という感じで,そんなに興味は無かったが,仕事の内容を聞いて,ODAの仕事の大切さを知った。外務省の仕事は大変そうで,自分にはできないことだが,とても良い仕事だ。自分で世界が変わっていく様子を見ることができるのも,この仕事の魅力だと思う。またODAの活動では,世界のみんなで,国を救えるので良い活動だと思った。日本も他の国に助けてもらったことがあるそうなので,恩返しできたら良いと思う。また,この活動で世界がより良くなってほしい。
坂本さんの説明がとても分かりやすくて,全く興味が無かったのですが,講演が終わったあとは世界について,とても興味が出てきました。
 今回の講演がなかったら,私はきっと世界にあまり興味が無く生きていくんだろうな,と講演が終わった後に思いました。私は,将来,子供たちのために働きたいと思っているので,本の読み聞かせをすることで,戦争の絵ばかり描いていた子が,太陽の絵を描いたことに驚きでした。
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