2014年10月30日(木曜日),東海高等学校に外務省国際保健政策室の 渡部明人事務官を講師として派遣しました。今回の出前講座では,同高校1年生の希望者77名を対象に「病気,人,家族,国,そして世界を診る医師の仕事」というテーマで講義を行いました。
講義概要:「病気,人,家族,国,そして世界を診る医師の仕事」
◆参加者からの感想(抜粋)◆
◆普段は知ることができないような保健外交官としての働きや医師にも色々な種類があったことに驚いた。
ODAはお金としか認識がなかったが,ヒトとヒトとの関わりがあるということを知れて良かった。
◆私は世界の中で仕事をしたかったので,講師の方が海外での自らの仕事のことを話してくださり,参考になりました。また,医療経済学という分野も初めて知り,興味を抱くことができました。
◆日本は医療水準のレベルが高く,経済的にも豊かなので,その強みを活かし,積極的に世界に貢献していく必要があると考えます。
◆医者というものはただ単に人を治すものだけだと思っていたけれども,医者はその仕事だけでなく,人を治すためのプロセスも仕事に含まれるのだと分かり,視野を広めることができた。
◆医師には研究者や臨床医しか無いと思っていたが,「その他」の部分にスポットライトを当てて下さったことで,自分の知識の範囲が広まり,より深まった。「保健外交官」という仕事に興味を持った。それ以上に,職業や進路の選択に大きな教訓を得ることができて良かった。
ODAはもっと政府の高官とかお偉いさんしか関係がないと思っていたが,エボラ出血熱など意外と自分たちに関係のある内容を含んでいると知った。
◆外国と連携して医療活動を展開する医者もいるんだ! と思った。枠組みにとらわれず視野を広く持ち世界で活躍している渡部さんがすごいと思った。