参加希望 ODA出前講座

第261回ODA出前講座 開催報告
~淑徳巣鴨中学校~

 2014年10月18日(土曜日),淑徳巣鴨中学校に外務省国際保健政策室の宮城杏奈 経済協力専門員を講師として派遣しました。今回の出前講座では,同中学校1~3年生の約270名を対象に「食と栄養を通して世界を見る」というテーマで講義を行いました。

講義概要:「食と栄養を通して世界を見る」

  • (写真)講義の様子1

参加者からの感想(抜粋)

「名前を知っていても,活動は知らない」,「普段は興味を持つことが少ない」といった感じのテーマで,改めて世界全体に目を向けて,考えることができました。「食」という生きるために必要なことを,「娯楽」として認識し,楽しんでいる国は少数の先進国で,発展途上国は「食=娯楽」などという考えを持てるはずがないことを,改めて考えました。お菓子,お茶,コーヒーなどの「生活のために必要でない」食品がたくさんある国に生まれることができたことはそれだけで幸せで,私はそれに気づくことが出来ていたのかと自問し,深く考えたいと思いました。
私は世界のことに興味があり,将来も何か世界に貢献できるような仕事に就きたいと思っていました。今日,実際にマラウイ,リベリアの状況や世界の貧困の生活や食事のことを知ることができ,とても有意義でした。
日本と世界は私たちの身近な“食べ物”でつながっていることを知ってとても驚いた。世界の問題が分かりやすく解説されていて聞いていてとても勉強になりました。ODAは海外だけに貢献していると思っていたが,日本のためにもなっていることを知ってすごいなと思った。
今の世界の状況が良くわかりました。栄養不足で12秒に1人子どもが亡くなっているということを知り,私が学校に行けること,生きていることに感謝しないといけないと思った。日本のことを信頼してくれている国がたくさんあるのはODAのおかげだと思った。
世界の肥満率は全体の1/3だということを聞いて驚きましたが,一方で発展途上国の子供達は,12秒に1人の割合で餓死していることにはショックを受けました。発展途上国の子供達の飢餓はこんなにもひどいものなのかと知りました。普通だったら140cm位あるような年齢の子供が100cmほどしかないことに心が痛みました。自分に何ができるか考えたいと思いました。今後,貧富の差について考えられる良い機会となりました。
ODAや外務省のことが良く分かったので良かったです。また,世界中の食糧問題のことが分かりました。普段ほとんど考えることのないことを考えさせてもらえる機会がいただけて本当に良かったです。
 日本が世界の国々とどのような関係を持っているのかが良く分かりました。外国にお金をあげたり,貸したりすることで日本との関係が良くなり,日本にもメリットがあると聞いて驚きました。
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