2014年9月21日(日曜日),星城中学校に外務省国際協力局 国別開発協力第1課の三角 崇人 首席事務官を講師として派遣しました。今回の出前講座では,同校の全校生徒およびその保護者約100名を対象に「~日本が果たすべき国際協力とは~」というテーマで講義を行いました。
講義概要:「~日本が果たすべき国際協力とは~」
◆参加者からの感想(抜粋)◆
◆ODAという言葉は聞いたことがありましたが,その中身については全く知らなかったので,この講座でODAを詳しく学ぶことができ,すごく勉強になりました。日本は発展途上国にたくさんの資金援助をしているだけでなく,トンネルやつり橋をつくるための技術も授けていると知り,私も将来こういうことをしてあげたいと思うようになりました。
◆先生の話を聞き,外国のことを知ることができて外にも視野を広げようと思えました。日本を知っていることが大切ともいっていたので,日本ももっと知ろうと思った。自分が気づいていないところで,自分の国が大変に大きなことをしているということに気づき,もっとそういうことを知るべきだと思った。そして,それについての理解を深め,行動をしていきたいと思った。
◆私は将来英語などを使った職業に就きたいと思っていたのですが,何の職業に就きたいのか困っていたので,新たな職業選択を広げることができ,この講座を受けてとても良かったと思いました。
◆とても貧しい生活をしている人が,1億人以上,それよりももっといるということやどれだけ僕たちの日本では,とても貧しい人にとっては夢のような生活をしているかということが分かりました。いつもは食べられないものは残したりするけれど,貧しい人にとっては貴重な食料だと分かり,自分も変わろうという気持ちになることが出来ました。
◆僕は日本で便利だと思うことは100%外国でも便利だと思って考えてきました。でも,その考え方は違っていて,現地に行き,その人達に聞いて改善していくという考え方を教えてもらいました。
◆僕はアフリカやその他の発展途上国に対し,何か僕たちに出来ることはないかと思っていましたが,日本がそのようなことを行っていることがうれしかったです。
僕は昨年ネパールへいきました。そこでは狂犬病を持った犬がいたり,目的地まで6時間かかる整備されていない道を通ったりして,大変ショックを受けました。僕はそういった所にこそ,率先して日本も協力して開発するべきだと思います。