2014年9月20日(土曜日),星城高等学校に外務省国際協力局 国別開発協力第1課の三角 崇人 首席事務官を講師として派遣しました。今回の出前講座では,同高校仰星コースの生徒160名を対象に「~日本が果たすべき国際協力とは~」というテーマで講義を行いました。
講義概要:「~日本が果たすべき国際協力とは~」
◆参加者からの感想(抜粋)◆
◆現役の外務省員による講演はニュースや新聞で知る情報にとどまらず,自身の経験も含めての話だったので非常に興味を持って講演を聴くことができた。具体的にODAが日本と相手国にどのような効果をもたらすのか,また,日本にプラスの面はあるのかと思っていたが,今回の講演を聞いて長期的な視点では意味のあるものだということが分かった。
◆今までは海外への金銭面での援助なんてやっていられる状況なのか? と思っていましたが,将来への信用を買う投資という話を聞いて納得しました。
◆私達が知らないところで,海外と日本がどのようなつながりがあるか,どういう印象とか,どういう風に思われているか,ODAがどのようなことをしているかなど,全く知らなかったことを知ることができて良かったです。日本のODAが世界でどれだけ役に立っているかなど,貴重な経験を聞くことができて良かったです。
◆ニュース等でODAというものを聞いたことはあったが,教科書の中にあるような現実味や親近感のない単語でしかありませんでした。しかし,講演を聞いて,今実際に起きている現実であり,私たちの生活と全く無関係ではないと実感しました。このような講演を行っていただき,ありがとうございました。
◆60年もの活動をされているODAという事業の内容をほとんど知らなかったし,このような機会がない限り自分自身から調べることもきっと無かったと思うので,とてもよい機会だったと思います。今後のアジア学でいかせたらと思います。
◆カンボジアなどにおいて,私にとっては学校を作ったり,道路を整備していることは当たり前で,でもそれは言葉だけでした。しかし,今回作っている最中,完成予定図など詳しいものを見ることができて,「言葉だけじゃなかったんだ」と少しうれしくなりました。