2014年9月12日(金曜日),名古屋大学 学術研究・産学連携推進本部に,外務省 国際協力局事業管理室の田辺 毅 首席事務官を講師として派遣しました。今回の出前講座では,名古屋大学を中心とした東海地域のURA・コーディネータ等の25名を対象に「ODAと大学」というテーマで講義を行いました。
講義概要:「ODAと大学」
◆参加者からの感想(抜粋)◆
◆URA研修の一環であったが,一般の事務職員が参加しても有益な講演だったと思います。
ODAについてはほとんど知らなかったが,基本的な事項から説明いただけてよかったです。
日本の国益ということを強調されていたが,日本にとって国際協力が欠くことのできない政策の一つであるということを聞いて,意識の変化がありました(支援される国側ではなく,支援する側の立場からのお話しが聞けて新鮮だった)。
大学とODAのかかわりというと,まず学生ボランティアを思い浮かべるが,お話しを伺って,海外支援が出来ることを知った。
◆大学とODAを今後促進していく上での知識を得ることができた。もう少し踏み込んだODAが大学にもたらす効果や成果を聞くことができたらと思いました。
◆これまであまり深く考えたことがなかったODAの具体的内容について理解することができました。大学がODAと関係性があるというイメージが今まではあまりありませんでしたが,具体例を知ることができて良かったです。
◆協力隊に学生が参加することはなかなか難しい(専門技術を持っていないため)ですが,例えばグローバル人材育成の一環として,将来の隊員を作るため,派遣前訓練のみ参加させるなど,内向きな学生が増える中,国際協力に参加するハードルを下げることは喫緊の課題であるかと存じます。