2014年8月28日(木曜日),早稲田塾・FASID国際開発プログラムの受講生(高校生)21名が外務省を来訪し,国際協力局政策課の杉村 奈々子 事務官が「「国際協力」を考える」をテーマに講義を行いました。
講義概要:「「国際協力」を考える」
◆参加者からの感想(抜粋)◆
◆ODAは税金を使った途上国への支援ということは知っていて,途上国の支援をするのはすごく良いことだと思うけど,税金を使うべきでは無いのではないかと考えていましたが,杉村さんの話を聞き,ODAは経済的な理由にも人道的な理由にも良いことなんだと解ることができて良かったです。ODAとビジネスが深く関わりあい,更に国と国との友好関係を深めていく中で,すばらしいものだと気づかされました。
◆世界には5歳未満で亡くなる子どもが660万人もいて,数字をいわれてもあまりピンとこず,身近に考えることはできなかったのですが,よく考えてみたら,私たちは今当たり前のように高校生になって生きていることを考えたらやはり悲しいことだと感じました。また,どのようにしたら5歳未満で亡くなってしまう子どもたちを減らせるのかはなかなか難しいと思いました。
◆今まで開発途上国の様々な問題についてのみ支援をしていると思っていましたが,他にもビジネスのためにも支援をしていると聞いて,様々な問題に支援しているのだなと思いました。今日の講演を聞いて,さらに国際協力への関心が高まりました。
◆このような機会がなければ,なかなかODAについて知ることは出来ないと思うのでとても勉強になりました。国民の中には税金を使って何故わざわざ途上国に支援なんてするんだと考えている人も多いと思うので,ODAにはちゃんと意味があり,しっかりと行われていて相手国の人々からも感謝されていたり,日本にもメリットがあるのだということ,また忘れがちですが,過去には日本だって莫大なODAを受け発展したから今があるということをたくさんの国民の人に知ってもらえたらいいなと今回話をきいて感じました。なじみやすいイベントなどがあったらいいなと思いました。