参加希望 ODA出前講座

第247回ODA出前講座 開催報告
~聖心女子大学~

 2014年7月31日(木曜日),聖心女子大学に外務省 国際協力局 国別開発協力第二課の津田 陽子 首席事務官を講師として派遣しました。今回の出前講座では,同大学の学生40名を対象に「ODAの現状と課題」というテーマで講義を行いました。

講義概要:「ODAの現状と課題」

  • (写真)講義の様子1

参加者からの感想(抜粋)

ODAの支援の形が国際環境の変化に伴い多様化していることが分かりました。また,被支援国のニーズと日本にとって望ましい国際環境の構築の両面から,今後の支援のあり方を模索されていることを知り,今後なされる議論に注目していきたいと思いました。ODAは日本が国際貢献し,相手国からも感謝される中で,国益と国際益を追求できる点で,その役割に関心があります。
日本の地道な外交政策が,日本の信頼につながっているのかなと感じました。どのような形で支援しているのか,形がわかって,認識が深まりました。
ODAの根本的なところから,今後進められる大綱(の改定)についても教えていただき,大変理解が深まりました。日本のODAの現状や中国との関係など,現在の日本が抱える様々な課題について現場の視点から教えていただき,理解が深まりました。
ODAについて取り扱うメディアも少なく,今回の講座のおかげでODAの役割,将来性について理解が深まった。お金の話なので,机上の話かと思っていましたが,実際に現地に行かれた話や日本のノウハウが活用されている話を伺い,イメージができた。JICAやJETRO,ユニセフとの協力,民間企業との連携等,時代の流れに沿った変化のあるODAのお話しを伺えて,今後の興味が高まりました。
外務省のホームページやJICAの見える化サイトだけでは分からないことを知ることが出来ました。新聞やテレビのメディアの意見ではなく実際に働いている,現場で活躍している人が正しい情報を発信していくことが誤った認識を解消するためにも重要だと思います。
ODAの基礎的な部分から全般的にお話しを頂くことが出来たので,大変分かりやすかった。ODAが外交のツールとして戦略的に利用されている側面を知る有意義な機会だった。
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