参加希望 ODA出前講座

第239回ODA出前講座 開催報告
~駒沢女子大学~

 2014年7月1日(火曜日),駒澤女子大学に外務省国際協力局政策課の荒木要企画官を講師として派遣しました。今回の出前講座では,同大学人文学部国際文化学科の学生24名を対象に「ODAの現状と課題」というテーマで講義を行いました。

講義概要:「ODAの現状と課題」

  • (写真)講義の様子1

参加者からの感想(抜粋)

今回,日本が発展途上国に対してどのような支援をしているのか,どういった理念を持ちODAを行っているのかなどを知り,日本が,私の知らないところでたくさんの支援や思いやりを持っていることを知り,日本がもっと好きになりました。私たちの知っていることは本当に少ないと思いました。知らないから「助けよう」という気にもなりません。また,わざわざ自分から調べて知ろうとも,普段の生活では思うことも無いので,このように授業などで知る機会を与えてもらえることは,すごく良いきっかけになると思いました。もっとこのような「きっかけ」を増やしてほしいです。今まで知らなかったこと(ODAで外国にお金を安く貸すためには私たちの日々払っている税金が重要ということなど)を知り,税金に対しての考え方も変わりました。今まで,税金を払うことが嫌だったけど,私の払う税金で人助けできていると思うと,嫌という気持ちが薄れました。
ODAの資金の大部分が国民の税金であるとう事実を知り,今までなぜODAに対し,何も関係ないかのように思っていたのだろう?と思いました。周りの大人でもODAに関心を持ち,考えを持っている人はほとんどいません。成人する前に,一国民として自覚を持ち,日本国の取組に対し,真剣に考えるべきだと思いました。
ODAについて,あまり知識も無かったし,興味も正直無かったが,日本のODAのやり方(自助努力の促進)には興味を持った。
 日本の震災時に,小国の国が2億円という他国よりも大きい支援をしてくれたというODAをしたことによるつながりに感動した。日本がとても平和かつ裕福な国だと再実感した。アフリカの国の話で,子供が勉強できない環境や,電気や水が自由に使えない国の話を聞いて,もっとできる範囲で支援をしてあげたいし,税金を使ってODAを続けるべきと感じた。とても考えさせられた。
自分の体験をもとに話をして下さったのがとてもリアルで聞きがいがありました。日本がどれだけ恵まれているかというのを強く感じて,普段の生活にもっと感謝しようと思いました。折り紙をきちんと折れたり,時間やルールに忠実だったりという日本の良さにも気づけて,日本人だからこそできることを大切にして何か世界を救えることがあったら良いなと思いました。ODAについて知らない事が多かったし,自分には関係ないと思っていたので,これからもっと目を向けて見ようと思いました。
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