参加希望 ODA出前講座

第224回ODA出前講座 開催報告
~神奈川総合産業高校~

 2013年12月13日(金曜日),神奈川総合産業高校に外務省国際協力局 開発協力総括課の 清原 剛 課長補佐を講師として派遣しました。今回の出前講座では,同高校2,3年生の12名を対象に「国際社会の開発課題と政府開発援助」というテーマで講義を行いました。

講義概要:「国際社会の開発課題と政府開発援助」

  • (写真)講義の様子
  • (写真)講義の様子2

参加者からの感想(抜粋)

インドの住宅街での水を取り合っている話に興味を持った。そういう状況を解決するためにはどんな事をすれば良いのだろうと感じた。
 所得の少ない人々がインフォーマルな職業でなく充実した仕事ができるように教育の機会を増やすべきだと思った。
 途上国の栄養がしっかりとれていない子どもたちは下痢で死んでしまうということに驚き,死と隣り合わせの状況なんだと改めて感じた。
外務省の方から実際に授業をしていただいて,政府開発援助の詳しい内容を知ることができたので,良い知識を身につけることができたと思います。対話のような形式で授業が進められたので,より内容を分かりやすく理解できました。貴重なお話をしていただきありがとうございました。
習ったこともたくさんあったけど,エピソードみたいなのがびっくりすることがたくさんあった。水不足は聞いていたけど,実際にインドの人は道路でトイレをしたり,思っていたよりも深刻でした。職業訓練でパソコンを教えると言っていたけど,食べ物も足りていないような国でパソコンは普及しているのか疑問だった。国際協力は科目名という感じがしていたけど,政府だけではなくて自分たちが進んで取り組んで国際協力していかないといけないなと思いました。
日本の経済も大切だと思いますが,国と国とのつながりを大切にしてほしいと思います。
 MDGsが全て流れてつながっているということを改めて学ぶことができました。国際問題について世界の多くの人々が考えてみていく問題だと思いました。
援助は貧困者の手になかなか届いていないから減らすべきだと思っていたけど,小さなことやできることからやっていく必要があると思った。
飢餓のリアルな現状を知ることができた。思っていたより飢餓が多かった。
 水がないだけで様々な問題が起こる。きれいな水は貴重である。MDGsの指標はあやふやである。所得や雇用も,南アジアとアフリカはよくない。しかし,指標には表れない数値がある。
 金融アクセスを強化することで,雇用がしやすくなるとは知らなかった。
 教育をちゃんとするためには,大人が理解していないといけない。
MDGsの目標に日本と米国は,初めは反対していたということをはじめて知りました。
 また,民間企業も世界に影響し,国際協力へつながるのかと感心しました。