平成14年8月
1.経緯
 今後の開発分野での日米協力を拡大すべく、水供給に関する日米共同での取り組みをWSSDにて発表することを米側より提案。
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2.米提案の概要:清浄な水パートナーシップ
 
 水・衛生へのアクセス改善、流域管理及び適切な衛生事業の促進、並びに生産性向上のため、以下の措置を含め3年間で9.7億ドルを供与。
 
 
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	-西アフリカ水イニシアティブ
 NGO等との連携による村落レベルでの給水事業
 
 
	-都市給水イニシアティブ
 技術協力及びパイロット事業による民間投資の誘導
 
 
	-清浄な水のための債務保証(Clean Water Investment Guarantees)
 民間の給水事業に対する債務保証の付与
 
 
 
 ←今後の取り進め方を検討すべく、専門家による作業部会を設置。
 
 
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3.日本の対応
 
 水分野に関する日米協力を積極的に推進することに賛成。WSSDの機会に発表する方向で調整中。上記米側イニシアティブに加え、日本側イニシアティブとして小泉構想で表明した水・衛生分野での貢献策を盛り込み、より広範な日米協力を進める。
 
 
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【小泉構想における水・衛生分野での貢献策】 -水資源開発及び安全かつ安定的な水供給の重点的推進 -適正な水資源管理のための能力向上支援 -下水道整備支援