ODA

案件検索

ODA「見える化」サイト

ミレニアム開発目標(MDGs)における日本の取組
HIV・AIDS対策計画

項目 内容
国名 タンザニア連合共和国
実施年度 平成20~22年度
供与限度額 計5.16億円(平成20年度:2.30億円、平成21年度:1.71億円、平成22年度:1.15億円)
案件概要

 タンザニアでは、HIV・AIDSが成人死亡原因の第二位を占めており、第二次貧困削減戦略(NSGRP)(2005年~2010年)における、生活の質と社会福祉の改善を目的とした開発第二部門でも、HIV・AIDS対策は重要分野と位置づけられている。これを踏まえ、タンザニア政府は「第二次タンザニア保健セクターHIV・AIDS戦略(HSS)」を策定し、HIV・AIDS予防・防止対策を中心に感染拡大の防止に努めている。

 現在タンザニアでは、全国の自発的相談・検査センター(VCT)や、性感染症(STI)クリニックにおいて年間約75万人に対しHIV検査を行っており、HIV感染者の発見と治療等の相談(カウンセリング)、感染防止のための教育等の対策活動を行っている。しかしながら、同国政府では、他ドナーの協力を得つつも、HIV検査が必要とされる年間約130~140万人分の検査キットの確保が未だに困難な状況である。

 こうした背景の下、本件計画は、HIV・AIDS、性感染症対策に不可欠な検査用資機材等(HIV検査キット、梅毒検査キット、性感染症治療薬)を供与するものである。

写真および地図(PDF)PDF

裨益効果

 年間推定約75万人の相談者にHIV迅速診断が実施され、検査結果に応じた適切なカウンセリングが可能になる。

 年間4万~5万人と見込まれる新規梅毒感染者に対し、VCTセンター及びSTIクリニックで診断が実施され、適切なカウンセリングが可能となる。また、年間4万~9万人と見込まれる性感染症患者の治療が可能となり、患者数が減少することが期待される。

事業事前評価 JICAホームページ(PDF)PDF 他のサイトヘ
協力準備調査報告書 基本設計調査報告書(JICAホームページ) 他のサイトヘ
E/N情報

プレスリリース

我が方中川坦駐タンザニア国大使と先方ラマダニ・キジャ財務経済次官との間で行われた署名式の様子
(写真) 署名式 (写真) 署名式

Before/After -
プロジェクト情報 JICAホームページ 他のサイトヘ
事後評価 -

Adobe Acrobat Readerダウンロード Adobe Systemsのウェブサイトより、Acrobatで作成されたPDFファイルを読むためのAcrobat Readerを無料でダウンロードすることができます。左記ボタンをクリックして、Adobe Systemsのウェブサイトからご使用のコンピュータのOS用のソフトウェアを入手してください。

このページのトップへ戻る
目次へ戻る