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| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 国名 | セネガル共和国 |
| 実施年度 | 平成17年度 |
| 供与限度額 | 6.42億円 |
| 案件概要 | (1)セネガル政府は、初等教育における就学機会の拡大を積極的に進めてきており、初等教育の就学率は1990年代前半の54%から、2003年には75.8%にまで改善した一方で、急増する児童に対応する教員が不足し、教育の質を低下させる要因となっていた。このため、セネガル政府は、2010年までに2万人の教員を養成するとの目標を掲げ、これまでに全国8ヶ所に教員養成校を設立したが、ダカール州ルフィスク市の教員養成校については、人事院庁舎を借り受けした施設であり教室数および教育用機材が不足しており、同校では、セネガル国の教職課程において必要とされる授業時間の約3分の1が実施できない状況であった。 (2)このような状況を改善するため、我が国はダカール州ルフィスク市の教員養成校において、年間324人の学生の受け入れが可能となる施設及び教育機材の無償資金協力を実施した。 (3)セネガルは、西アフリカ域内やアフリカ連合(AU)で重要な地位を占めており、我が国対アフリカ外交の基軸であるアフリカ開発会議(TICAD)プロセスに積極的に参画している。 |
| 裨益効果 | (1)ダカールに初等教育教員養成校の建設と、教育家具、教育機材の整備を行うことで、質の高い教員を養成するとともに、教員不足が改善されることが期待される。 (2)年間324人の学生の受け入れが可能となり、ダカール州ルフィスク市の教員養成校の学生が約15%増加する。また、より質の高い効率的な授業及び実習が行えるようになり、優秀な教員が輩出されることによって、長期的には小学校の留年率、退学率の減少に資することが期待される。 |
| 事業事前評価 | JICAホームページ(PDF) |
| 協力準備調査報告書 | 基本設計調査報告書(JICAホームページ) |
| E/N情報 | プレスリリース |
| Before/After | 建設前写真(PDF) |
| プロジェクト情報 | 引渡式の様子(PDF) |
| 事後評価 | - |
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