7月18日、無償資金協力実施適正会議が開催されたところ、議事要旨は以下の通り。
1.無償資金協力課長による報告。
(1)アフガニスタン、ローマへの出張について。
(2)対ミャンマー経済協力について。
(3)食糧増産援助に関するNGO等との勉強会について。
(4)新ODA大綱(案)について。
2.JICA無償資金協力部長より、コンサルタント契約の締結状況や入札の実施状況について説明。
3.7月閣議請議案件に係る主な質疑応答。
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委員より、環境案件について、先方政府のマスタープランを事前に確認しているかとの質問があった(無償資金協力課長より確認した旨応答)。
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(2) |
委員より、小学校案件について、地域住民自らが教室等の建設を行うというやり方は初めてかとの質問があった(JICA無償資金協力部長より、ネパールでは10数年前に世銀が人件費、わが国が資材費という援助協調にて学校を建設した経緯がある等応答)。
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(3) |
委員より、井戸建設案件等について、質の向上とコスト削減はトレードオフの関係にあるという説明を良く聞くが、質をとるか、コストをとるかという議論は現場レベルでも行っているのかとの質問があった(無償資金協力課長より、現場でも係る議論があり、質を落としても良いからコストを減らせという要求を受けることもある、どのような結論も相手が納得しなければ押しつけることは出来ない旨応答)。
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(4) |
委員より、病院案件について、対象病院の選定基準について質問があった(無償資金協力課員より、乳幼児死亡率等のデータや、公共性を基準に選定した旨応答)。
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