国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員で、マラウイで活動中の山田耕平隊員(村落開発普及員)が、HIV/エイズの予防啓発のためにつくったキャンペーンソングが現地で話題になっています。友人の人気歌手が現地語に訳して作曲し、売り出していないにもかかわらず、マラウイのヒットチャートで1位になるなど、HIV/エイズをテーマとした曲としては異例の広がりで、現地のレコード大賞にもノミネートされました。
曲は、同隊員が現地語で歌っており、若者のVCT(自発的カウンセリングとHIV検査)への認識を変えることをねらった「NDIMAKUKHONDA(ディマクコンダ:愛してる)」、マラウイの深刻なHIV/エイズ感染状況を戦争にたとえた「TIMENYE NKHONDO」の2曲です。同国に派遣されている石田純子隊員(コンピュータ技術)、新田秀幸隊員(AV機器)の両隊員が協力し、ビデオ、ポスター、CDジャケットも作成しました。