日本とニカラグア共和国の外交関係が樹立されてから70年という節目の年となった2005年、「日・ニカラグア外交関係樹立70周年記念切手」がニカラグア共和国において発行されました。また、2005年は「日・中米交流年」でもあり、8月に東京で開催された「日本・中米首脳会談」には、ニカラグアよりリソ副大統領が出席し、10月には我が国皇族として初めて、常陸宮同妃両殿下がニカラグアを公式に訪問されました。
切手には、JICAシニアボランティアが養護施設で活動する姿や日本の草の根・人間の安全保障無償資金により建設された橋の写真が使われています。
※1「パハリート・アスール養護施設への協力」(JICAシニア海外ボランティア)
身寄りがない、あるいは家庭内で虐待を受けていた障害者を収容し、自立のために教育や職業訓練を行っている養護施設において、自閉症児教育を専門とするシニア海外ボランティアが活動する様子。
※2「ラ・シレナ橋」建設計画(草の根・人間の安全保障無償資金協力)
2003年に完成したラ・シレナ橋は約2万人の地域住民の役に立っている。